I Say a little prayer  
   
A boy like that
このグリーという番組、オハイオ州あたりの高校、ポップス、ミュージカル好きの、高校生たちが集まったグリークラブを舞台にした音楽青春物語といえます。

確かに、メンバーの中には、車椅子の少年ホモセクシュアル等、存在しますが、社会的に捉えられることはありません。

あくまでも、ヴォーカルコーラス、ダンス等に特化した、学園ものに、仕上がっています。 

メンバーすべてが、音楽的に十分訓練されている。A K B 48 のように、素人ぽい パフォーマンスも悪くはないが、こちらは完全にプロだ。

日本の高校生に比べ、3歳くらい年上に見えるのは、いつものこと。 最初のパフォーマンスは、
バート=バカラックの70年頃の代表曲、Say a little prayer。 

私の記憶では、歌の上手な黒人女性ヴォーカリスト、
ディオンヌ=ワーウィックが歌っていた。ここでは、3人の明るいハーモニーが、聴きどころです。

次は、1960年の歴史的ミュージカル、
ウエストサイド物語から、A boy like that~です。 この作品の中では、最も伝統的オペラの要素が強く、多くの批評家が、最高の評価を与えています。
    
メルセデス レイチェル


どのような場面で歌われるのかというと、兄を殺されたのにもかかわらず、トニーを愛し続けるマリア、見兼ねた姉貴的存在、ア二タは、
あんな奴は早く忘れてと叱責する場面です。

白いドレスが、マリア. バーブラ=ストレイザンドを目指す、レイチェルというこのドラマの主人公が演じます。

そして赤いドレスが、
ア二タ、サンタナという共演者が、見事なハーモニーで、レイチェルを支えます。日本でも潜在的なファンが大勢いると言われています。