スタンダードナンバーっていったい何? 厳密に言えば、具体的な、定義付けはありません。 従って、ある人にとっては、エルヴィス=プレスリーのハートブレイクホテルかもしれませんし、ボブ=デュランの風に吹かれて かもしれません。

しかし、暗黙の了解として、アメリカの古き良き時代からの都会的メロディー、洗練された歌詞を有する歌とされています。ビング=クロスビー~フランク=シナトラ~ナット キング コールという流れでしょう。 シナトラの All the way,  キング=コールの Too  young  、アンディ=ウイリアムのMoon River をあげてもいいかもしれません。

今回は、日本では、それほど有名ではありませんが、圧倒的にその歌詞が素晴らしく独特な、"A Cottage for Sale"を取り上げてみました。 この曲は、キング=コールも歌っていますが、敢えて、女性ジャズシンガー、クリス=コナーに歌ってもらうことにしました。

タイトル、 「売りに出された私たちの別荘」というほどの意味で、大意は、私達が、まだ深く愛し合っていた頃建てたこの別荘、愛が醒めるにつれ、庭も荒廃していく、とうとう、入り口のドアーには」というもの、先ずは、聴いてみてください。

          

    音符 Chris Connor sings A cottage for sale お願い   (注)私のブログの全ての記事及びその案内をクリックされる場合は、決して叩くのではなく優しく目指す記事に到達できる進み行きになっています。
 

 

 

  それでは、歌詞の英文をここに、書き出してみましょう。

       
      The lyrics of "A cottage for sale"
 

 

Our little dream castle with every dream gone, is lonely and silent.
 

すべての夢が、去ってしまった、私たちのはかない夢の城、
それは、孤独で静寂に満ちている。


 

The shades are all drawn. and my heart is heavy as I gaze upon a cottage for sale.
 

 

すべての窓のシェードは、閉じられ、見上げると、私の心は重くなる。

 

The lawn we were proud of is waving in hay. Our beautiful garden has withered away.
 

 

私たちが、自慢にしていた芝生も、枯草の中で波打っている。 
そして、あれほど美しかった私たちの庭もすっかり枯れ果ててしまった。. 


 

Where you planted roses, the weeds seem to say "A cottage for sale".
 

 

あなたが薔薇を植えた場所は、雑草が恰もこの家売りますと言っているよう。

 

From every single window I see your face. But when I reach a window, there's empty space.
 

 

前はどんな窓からもあなたの顔が眺められたわ。でも今そこはぽっかりとした空間があるだけ。

 

The key in the mail box the same as before. But no one is waiting for me anymore. The end of our story is told on the door "A cottage for sale".
 

 

 

メールボックスの中に、家の鍵があるのは前と同じ。もう私を待ってくれる人は、誰もいない。
この物語の最後は、ドアの上で、「この家売ります」という表現で終わっている。

 

 

This is one of the most unforgettable standard numbers for me. And this lyrics is also remarkably emotional.
 

 

この曲は、 わたしにとって、実に忘れがたいスタンダードナンバー
になった。そして、歌詞もとても情緒的だ

 

 

At last, I've found you.  Miss Elly Faulkner!   you possessed this cottage. Didn't you?

 

 

(やっとみつけた。このコテージの持ち主、ずっと日本で行方不明だったエリー フォークナーさん、貴女だったんだ!!)

 

                                  Miss.Elly Faulkner


 

When Chris Conner sang "The key in the mail box, same as before~", I was not able to endure flowing of my tears.
 

 

クリスコナーが、最後このように歌うとき、私は、溢れる涙を禁じ得ませんでした。

 

 

 

 

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