~小学生の生徒さんとレッスン中の会話にて~
中川「ここは、こんな風に弾くと良いよ~」
Aくん「う~ん、難しい!!」
中川「がんばれ!」
Aくん「僕、そっきょう、弾くからええねん」
中川「ん?そっきょう?(小学生がこの言葉知ってると思われへんし、何かj-popsの新曲かな?)」
Aくん「えー!ギターの先生やのにそっきょうしらんの?w」
中川「そっきょうってあれのこと?その場でアレンジして対応するアレ?」
Aくん「そうそう。あー、良かった。知ってたんや」
中川「当たり前や(笑)でも皆、気軽に弾いてるようで、色んな引き出し持ってんで。Aくんも、プレイの幅が広がるように色んな弾き方をマスターしよう」
....という内容のやり取りでした。
即興...というと何もない所から生み出しているイメージがあるかもしれませんが、実は既存の様々なものからインスピレーションを得ているものが多いです。
例題として、夜空のムコウを弾いてみました。
中川 雄 ギター教室用さんの投稿 2017年2月9日
クラシックのフィンガースタイルで演奏。
イントロ・間奏・エンドは即興で作ったものですが、コード進行上にある主旋律をモチーフにしています。
この手の練習でオススメな方法は、ポピュラーのソロギターを1曲マスターして、間奏・イントロ等は自分で作ってしまうと良いでしょう。
これはクラシックギターがそこそこ弾ける様になると、自然とできるようになります。
それができるように、引き出しを増やしていくことが大切。
引き出しの増やし方ですが、これはアルペジオ・ストローク・ハーモニクスなど色々な技法を一つ一つ自分のものにしていくしかありません。
量をこなす...といえば身も蓋もないのですが(笑)
例えば、メロディの上にコードを乗せる練習をすれば良いと思います。
いかがでしょう?
ギターで自分の心模様を表現できるヒントになれば幸いです。