ギターを弾いていて、音は出してるんだけどサマにならないな~と悩みを持ったことはありませんか?ソロギターの演奏をよくするには、「フレーズを大きくとらえる」というアプローチ方法があります。一緒に見ていきましょう。
楽譜はタテとヨコを見よう。
まず、この楽譜をご覧ください。
エルガーの「愛のあいさつ」から、冒頭部分です。まず、楽譜を読むときに大切なポイントとして「タテとヨコを読む」ことにあります。タテとは、和音とリズムのカウントのことを言います。
このパートは4分の4拍子なので、このようになります。
多くの方が「ワン・ツー・スリー・フォー」という風に、カウントを刻みながら練習されると思います。タテ軸を意識した弾き方でやってみますね。
中川雄さんの投稿 2017年1月21日
このような感じになります。確かに丁寧には弾いてはいるんですが、何だかもうチョット欲しいところです。そこで、タテ軸ができれば今度はヨコ軸にフォーカスを当てます。
フレーズを意識すると、「ミー、ミ、レ、ド、シ、ド、ファー、ファー、ファー」となります。メロディにちょっとした動きをつけてみます。
中川雄さんの投稿 2017年1月21日
すると、このような感じになりました。先ほどより聞きやすくなったと思います。最終的にはフレーズを大きく取れるようになると良いでしょう。