●「キレてますか?」「キレてないッス」
自分の演奏を録音して、「何かイマイチだな~」と感じる事はありませんか?その場合、音の繋ぎ目が「プツッ、プツッ」と切れている場合が多く一音一音が短いんですね。
一音一音長く伸ばして、音をつなげる事がとても大切になります。
スッタカートやアクセント等、表現の為に「音を切る」のは良いですが「音が切れる」場合は少し考えた方が良いと思いますよ
克服方法を4点にまとめてみました。
①共通する指を意識する
②セーハを軸にスライド
③次に弾く音を待機
④4拍目に注意する。
②セーハを軸にスライド
③次に弾く音を待機
④4拍目に注意する。
①共通する指を意識する
例えばFからCへコードチェンジするとします。チェンジする時、全ての指を一度フレットから離していませんか?
そうすると「プツッ」と音が切れてしまいます。
ですので次のCコードと共通する音と指を探してみましょう。
すると薬指が同じポジションにありますよね?ですので、薬指は5弦の3フレットに置いたままFからCへチェンジします。すると音が切れずにスムーズに展開できるでしょう。
上記のように、次の和音と共通するポジションと指はどれか?
それを意識して曲に取り組むと、演奏が楽になり余裕が出てきます。
【②セーハを軸にスライドする】
例えばF → G → Amとジャラーンと弾いてみて下さい。その時、どのようなコードフォームで弾きましたか?下記の様だと思います。
F
G
Am
もちろん、これでも全然大丈夫ですが、指のが慣れていないと少し大変です。厳しい場合、セーハを軸にしてスライドさせると良いでしょう。
例えばF → G → Amですと
F
G
Am
このようにセーハを「1フレ → 3フレ → 5フレ」とスライドさせるイメージでやると良いでしょう。この一例を他の所でも試してください。
【③次に弾く音を待機させる】
DコードからDonF♯へコードチェンジしてみましょう。
その時、普段Dコードは「人さし指、中指、薬指」で押さえていると思いますが、この場合「中指、薬指、小指」で押さえないとキツイです。
何故なら、次のDonF♯を押さえる際に人差し指が必要だからです。
この様に、次に押さえる指を待機させるアプローチはとても重要!
【④4拍目に注意する】
クラシックの独奏でも、弾き語りの伴奏でも大抵4拍目で気が緩んでしまってもっさりする事がよくあります。音の繋ぎ目の拍には注意しましょう!
●最後に
いかがでしょうか。このように自分の演奏を振り返って考えることは大切です。「練習すること」と「考えること」の2つを両立することが大切ですよ。
是非、プレイの幅を広げて頂ければと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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