この3日間この言葉が頭から離れない。

 

「権利と義務」

 

先日テレビで、大谷翔平が好きな言葉として紹介されていた。

彼が花巻東高校の時に、佐々木監督から言われた言葉だそうである。

野球強豪の花巻東高校は、部員が100人以上いる。その中でベンチ入りできる選手はたった18人。「その18人は自分自身の成績でベンチ入りの権利を得たが、同時にベンチ入りしていない選手への義務も発生するんだ。」との言葉の紹介であった。

 

私の身体にストンと「権利と義務」の言葉が入ってきた。

 

人は権利ばかり主張しがちだ。勝手な事ばかり次から次へと言う。でも、言ったからには義務も生じるのだ。

 

会社でいえば、給料を貰う権利。

休む権利。

昼飯を食べる権利。

ハラスメントを受けない権利。

 

もちろんそうだろう!!

 

でも、働く義務。仕事をする義務も発生している。(忘れがちだが)

 

むしろ義務を評価されて権利を勝ち取って来たのだ。

 

大谷翔平選手の「権利と義務」

ポルシェを同僚の家族に与える権利と、超一流選手として活動している義務。ボールボーイに親切にする義務。もちろん野球成績を残す義務。

彼の場合、義務をキチンとして来たから、次から次へと権利を取得している。

 

「権利と義務」 人間社会の真理をたった5文字で表現をしている。

 

私も人間だから情に流される事もあるが、この言葉から学ぶ事は多いし、考え方の中心においても良い言葉だと思う。