こんにちは、猫使い探偵です。


大藪春彦賞受賞作 『検事の本懐 柚月裕子』

の本が目に留まった。


作家の説明文には、岩手県出身 山形県在住と書かれている。

思わず購入した。



杜の都 仙台探偵物語-検事の本懐

↑ 検事の本懐


第一話 樹を見る を読んだ。


なるほど、骨太でドンドン引き込まれる文章である。


職人としての検事が書かれているが、これはものすごく理想が高いと思う。


私も探偵だから調査に関してはわかるが、一ランク深く調査を行おうとすれば、

約4倍程度のエネルギーや時間が必要になる。

普通の仕事だけで、日常って終わってしまうのに、そこから一ランク深く調査する

のはなかなか難しい。


しかし、本物の職人は、それをしちゃうんだよね。それも、さらっと。


第二章からも、楽しみな本ですね。