2008年7月1日に、岩手県川井村の沢で『佐藤 梢さんB』の遺体が発見され、

300万円の懸賞金をかけられた、指名手配中の『小原 勝幸』容疑者は、未だに

捕まっていない。


この事件は、複雑怪奇で、もし冤罪だったら大変な事件となってしまう可能性も

ある。(容疑者自身の殺害も考えられる。)


当初事件は、男性が若い女性を殺し、死体を遺棄したという、単純な構図と

思われていた。


しかし、『小原』容疑者の当時の交際相手と、殺害された女性が同姓同名で

尚且つ知人だった。


『小原 勝幸』容疑者の元交際相手も、『佐藤 梢さんA』

死亡した 梢さんBと同姓同名で同じ高校の友人である事が、捜査を複雑にしている

要素でもある。


また、事件数日前に、気性の荒い『小原 勝幸』容疑者から、当時交際していた『梢さんA』

が彼の元から宮城県の実家に逃げた事が、身代わり殺人になったとの推測もある。

(彼女本人が、テレビの取材に対して発言している。)


更に、殺人事件の1年ほど前に発生した、恐喝事件と警察。被害届の取り下げ行為


小原容疑者の先輩格の、Z氏の存在


また、この事件を深く追及していた 『黒木 昭雄さん』の自殺が、この事件を

特別なものとしている。




杜の都 仙台探偵物語-鵜の巣断崖
↑ 鵜の巣断崖での偽装自殺(当時の写真)




杜の都 仙台探偵物語-殺人現場②
↑ 梢さんが遺棄された沢(当時の写真)

果たして警察は、この事件を解決する事が出来るのであろうか?


あの事件から、2年半が経過する。


亡くなった『佐藤 梢さん』の祖母の『なんで、17~18歳の若さで孫が亡くならなければ

ならなかったの!』の、悲痛な叫びはもっともである。


また、死体現場を訪れればわかるが、本当に寂しい山奥である。


怖かっただろう。 無念だっただろう。


警察関係者も必死になって捜査を継続中だと思うが、何とか解決していただきたい。