手術当日。 | がろあの未解決問題

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フランス語を勉強してます。初心者です。たまに下手な英語で記事を書くこともあります。


一昨日、骨折した右腕に手術を受けた。折れた上腕骨の中にチタンの芯を入れて固定する手術。

手術当日の午前中は、前の日から絶飲絶食をしてたからお腹が空いてたくらいで、特に不安を感じることもなく、いつも通り本を読んだり携帯をいじったりして過ごしてた。周りの他の患者の食事中の音がいつもより気になったくらいだった。

正午を1時間ほどすぎた頃、もう手術をうける準備は出来てた。が、予定時間の直前になってオペの順番が変更になったと伝えられた。どれくらい遅れんのやろ?とか考えながら待っていると看護師がじゃあ行きましょうか、と呼びにきた。結局、予定時間から数分遅れた程度でたいしたことはなかった。

下着とその上に病衣だけという格好のまま車椅子に乗り、手術室に向かった。
手術室に入ると担当の医者と思われる人に名前を確認された。
ふわふわのパーマ用帽子みたいなのをかぶせられ、手術が行われる台まで自分で歩いた。そのまま台の上に横になりテレビとかで見たことのある麻酔を送る管を口におかれた。最初は酸素が送られ、そして男性医師が「眠くなるガス送るよー」と言った。
ぼくは、少し抵抗して眠らないでいてやろう、と考えたけど、それは無駄な試みに終わった。まぶたはあっという間に落ち、短い心地よさを感じながら、目の前が真っ暗になりぼくの意識はそこで途切れた。

、、、

「◯◯さーん、◯◯さーん」
名前を呼ばれる声で意識が戻った。
ベッドのまま移動中で最初にいた部屋とは違うところに運ばれた。まだ意識はもうろうとする中「痛い、痛い」と訴えた。麻酔が切れかかったせいで、手術した部位にかなりの痛みを感じた。骨折した時は結構酔ってたおかげ?でほとんど痛みを感じなかったから、これが今のところ最大の苦痛だった。すぐに痛み止めをしてもらったが、それが効き始めるまでの十数分はベッドの上で苦しみに耐えるだけだった。そんな中、廊下の向こう側から「◯◯さーん、夜ご飯ですよ~」という声が聞こえたのを憶えている。
病院の夕食は午後6時ごろなので、そんなに時間がたってるのか、と思った。

痛み止めが効き始め、痛みが和らぎ、
ぼくは苦痛から逃げるように眠りに入った。

続く、、、

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