道案内。 | がろあの未解決問題

がろあの未解決問題

フランス語を勉強してます。初心者です。たまに下手な英語で記事を書くこともあります。

ビックリマーク一部に性的な内容を含むのと、長い文章なので嫌な人は読まないでくださいビックリマーク





一夜のバカな、失敗談?のような話し。

誰かに話そうとしたけど、誰も聞いてくれなかったのでここに書きます。
ところどころ記憶があいまいな上に、文章もうまくないのでわかりずらいかもしれません。

1月某日、深夜4時すぎ、大阪某所。
ぼくはコンビニで安い赤ワインを買い、飲みながら一人でブラブラと歩いてた。

すると若い女が「あのー、○○ホテルの場所わかりますか?」
ぼく「いやー、ちょっと分からないです」

いつもガールズバーやら飲み屋やらの呼びこみでよく声をかけられるので「またか」と最初は思った。
でもパッと見た感じ、その手の呼びこみをしてる雰囲気はなく、普通の20代前半くらいの女だった。

女「今何してるんですか?」
ぼく「ブラブラと、始発まで時間つぶそうかなと」
女「私、○○ホテルに行きたいんですけど、
  友達とはぐれてしまって場所が分からないんです」
ぼく「うーん、ぼくも知らないけど、調べることはできますよ。
   ちょっと待ってください」

この時は、まあ特に他にすることもないし場所くらい調べてもいいか、と思ってた。
アイフォンで○○ホテルを検索して地図みながら歩き出す。
が、歩き出したとたん、女がスッと腕を組んできた。
やばい!これ絶対、なんかの罠や。ぼくの警戒心が強まった。
そう思いながらも道をまっすぐと進む。
歩きながら、女が自分の今の状況を話しだした。

女「私、今日初めてね、クラブというところに友達に連れて行ってもらって」
ぼく「へぇー」
女「ビッチな友達と一緒にいたんですけど、その子は男とどっかに消えてしまって」
ぼく「ふーん」
女「私、一人残されて、ホテルに帰る道がわからないんです」
ぼく「そっかー」

その女は遊び人風ではなく、どこにでもいそうな普通の20代前半の女にみえた。
話ながらもずっと腕は組んだままで、内心ぼくは、相手に誘導される形になったらやばいな、と思ってた。
しかし、地図を見ながらぼくが道を選ぶように歩いていたので、次第にぼくの警戒心は薄れてきていた。
ホントに道がわからんのかな?
そう思い始めていた。

ぼく「もしかして酔ってます?酒飲んでる?」
女「いや、飲んでませんよ」

割とスタスタとまっすぐ歩くので、その話は信じた。
あ、ぼくは飲んでました。ほろ酔いくらい。
歩きながら軽くお互いの素性を話した。
すると、時期は違うけど同じデパートで働いていたことがあるとわかった。
そこで一気に、なぜか親近感がわいてしまった。
女は遠くに住んでるわけじゃないけど、2連休なのでホテルをとって遊ぼうとビッチの友達に誘われたようだった。

目的地のホテルが歩くと10分くらいあったので、その間いろいろ話した。

女「コートのファーがいつの間にか無くなってて」
ぼく「えー、ぼくのマフラーかしましょうか?」

・・・

女「私何歳にみえます?」
ぼく「20代前半くらい?」
女「実は今月○日に○○歳になったばかりなんです」
ぼく「おおーー、おめでとうございますー!」
   (よし、だいたい当たってるやんw)
・・・

ぼく「ビッチな友達は今何してるんでしょうね?」
女「たぶん男とどっかホテルにいるんじゃないですかね?」
ぼく「そっかー・・・」

・・・

女「これから部屋帰ってオナニーします」
ぼく「えええ!!」
  「何を急にww」
女「みんなしてますよーー」
ぼく「いやー、そうかもしれんけど、自分からそんな話する女の子あんまりおらんと思うw」
女「そうですかー?」

・・・
女「わたし処女なんですよー」
ぼく「うそやー、信じられへんわーw」

雑談を続けながら歩いた。

だんだんと目的地の○○ホテル付近に近づいる時、
女が、実は酒を飲んでると白状した。

ぼく「何を飲んだんですか?」
女「ビール、日本酒、テキーラ3杯・・・」
ぼく「えーー、けっこう飲んでるじゃないですかww」
  「大丈夫?」
女「はい」
ぼく「吐いたりしない?」
女「はい、大丈夫です」

わけのわからん展開ながら、酒に酔ってるせいか、
警戒心などいつの間にか消え失せ、○○ホテルを探し歩き続けた。

しばらくすると、左手の方向に○○ホテルと書かれた文字を発見。

ぼく「おー、あったでー。あれとちゃうん?」
女「うーん、どうやろ?来た時に見たのとちょっと違う感じが・・・」

角を曲がり玄関の方に行く。

女「あーー、ここですー。ありがとうございますー」
ぼく「よかったー」

女は部屋に帰る前にコンビニに寄るといい、
ぼくもそこでさらにビールを買った。

女「部屋に来ます?」
ぼく「乾杯しましょうか。」

女「あたしエッチなこと何もできないですよ」

・・・

ホテルのフロントへ。
女は部屋のカギをもってなかったが、事情を説明しカギを受け取った。
フロントの男にぼくのことで何か言われてたけど、すぐに帰るからと説明してた。
エレベーターで女とビッチの友達の部屋がある階へ。
扉が開いた。静かな通路。もう明け方なので当然。
部屋の前に着き、ドアを開ける女。
予想外の展開ながらも不思議と平常心の自分。

部屋に入り照明をつける。
小さなテーブルの上に飲みかけのお茶が2つ置きっぱなしだった。
まあとりあえずということで乾杯することに。
飲みながら、さらに色々話してたと思う。
女の方もコンビニで赤ワインを買ってた。
ぼくが「ワインは赤が好き」と話してたからだそう。
少し話してると部屋の電話が鳴った。
フロントからで、やっぱりぼくが部屋にいるのがダメだと。
別に部屋をとるか、同じ部屋に追加で宿泊するか、帰るか、どれかにしてくれということだ。
いつの間にか始発の時間は過ぎていた。
ぼくは帰る準備を始め、「じゃあ」と言い部屋を出た。

エレベータのボタンを押し、すこし考えた。
そこで何を思ったかぼくは部屋に引き返し、ドアをノックしたのだw
女「どうしたんですか?」
ぼく「ちょっと待ってて、荷物ここに置いとくわ」
女「はい・・・」

ぼくはフロントに行き、追加で泊る手続きをした。
持ち合わせのお金はギリギリで足りた。
フロントにちょっと怒られたが、もうそんなことどうでもよかった。

再び部屋に入った。
まず、ずっと行ってなかったトイレへ。
用を足し終わり、ベッドのある場所に行くと、
女がうつぶせで寝ていた。
ぼくもそのまま一緒にベッドに横になった。
もう内容は忘れたが、いろいろ話しながら、
気がつけば2人の体は重なるように近づいてた。
ここまで来るとあとは流れるまま。

ぼくがあちこちの匂いを嗅いでると女が「匂いフェチなん?」
ぼく「うんw」

全体的にいい匂いがして、酔ってるせいかぼくは意味不明に
「ドラッグストアの匂いするわw」と言ってたw
女「なにそれ、うれしくないー」
ぼく「いや、清潔感のある匂いって意味やからw」

事実、その女の耳、首筋、ワキ、どこを嗅いでも嫌な匂いはしなかった。
なんというか、安心できる匂いだった。

ぼくも大分酔ってて、
体がうまく動かせないながらもいろいろもがくようにあちこち動いた。

女はコートを脱いでワンピースに黒いタイツだった。
なので、そのままお腹の方に手を伸ばし入れたら小さなポニョがいたw
女は少し嫌がったけど、ぼくは「これくらいやったら大丈夫w」と言って笑ったw
そのままあちこち匂いを嗅ぎつつ、女の趣味がマンガというので、
たぶん唯一知ってる少女マンガちびまるこの話をしてたと思う。

ぼく「永沢くんが・・・なんとかかんとか・・
   友蔵じいさんが・・・なんとかかんとか・・・」

で、そうこうしながら、一番嗅ぎたい場所に近づくため、
少しずつ下半身の方に顔を近づけ、
お尻の方から勢いよく股間に顔をうずめた。
スゥーーーと鼻で匂いをかき集めた。
ここだけは他の場所と匂いの質が違ってて、
清潔感ではなく、湿気混じりの濃いぃ匂い。
その時一番求めてた匂い。
興奮したし、うれしくもなった。

向こうはずっと股間を嗅がれるのを嫌がって体を逃がすので、
また別の場所を嗅いだり、話したり。
「こんなことする人やと思わんかった」と言われ、
こんなことはみんなすることやしなー、と思ったり。
くちびるカサついてると言われ、
あー、しまった、リップ塗らなー、と思ったり。

そんなやりとりをしつつ、酔いで少し思うように動かない手をタイツの中へ、
次に下着の中へと伸ばし伸ばし、進んで行くその時。

「コンコン。」 

誰かがドアをノックしてる。

「コンコンッ」

女「あっ、友達帰ってきた」
ぼく「・・・・・」

女はベッドから出て、ドアを開けた。
ビッチの友達が入ってきた。

ぼく「どうもー、こんばんはーw」
ビッチな友達「どもー」

ぼくは「これからいいとこやったんですよ」、
ビッチな友達「あー、邪魔してゴメンゴメン」
とか何とか言いながら3人で雑談モードに。
ビッチな友達がどこで何してたとか、携帯失くしたとか、いろいろ話を聞いた。
ビッチな友達の話はここに書くにはエグすぎる。

ビッチな友達が風呂入ると言ってお湯を溜めにバスルームへ。
もう記憶はあいまいやけど、
ぼくは女の足をマッサージしながら3人で会話してたと思う。

そしてお湯がたまり、ビッチな友達は風呂に入った。
その間はまたベッドでさっきの続きを始めたけど
そのうちに女は眠いと言いだし、横になり寝始めた。

で、確かビッチな友達が風呂から出てきて、
ベッドで寝始めた。
ぼくも仕方なく横になり、
ビッチな友達、ぼく、女と並んで少し寝た、ような気が。
なぜかぼくが真ん中なのがおもしろかったけどw

この頃はもう時間の感覚もなくなってて、
しばらくすると女の方も風呂に入ると言い、
もう一度お湯を溜めた。

そのころだったか、ぼくが「あっ、名前なんて呼んだらいいん?」
女「○○○」(ちょっと変わったあだ名)
ぼく「そっか○○○ね」

風呂のお湯が溜まるまで、再び2人で絡み始めた。
さっきまでより、親密な感じだったような。
横で寝てるビッチな友達のことは完全に忘れてた。

で、ここから、ぼくも酔ってあまり憶えてないけど、
相手がダメだということをしようとしてたのか、
それに気づいたビッチな友達が起きて。
なんか怒りだして。
ぼくもわけもわからず飛び起きて。
ビッチな友達の怒り収まらず。

ビッチな友達「もう帰って。早くせなフロント呼ぶ」
ぼく「えー、ちょっと待って・・」

しかし、ビッチな友達の怒りの勢いは止まらず、フロントに電話し始めた。
女も「○○ちゃん怒ると怖い」

ぼくもどうしていいかわからず、すぐに帰る準備を始め、
ろくに別れのあいさつもせず部屋をでた。

少し焦りながら、通路でやってきたホテルの従業員とすれ違い、
エレベーターに乗り、フロント通り過ぎ外にでた。
もう十分に朝だった。
まだ酔いも抜けきれないままフラフラと駅にたどり着き、
そのまま家に帰ったのだった。

相手の連絡先も聞き忘れ、
ぼくも自分の名前を名乗らず。
後味の悪い別れとなってしまったことが残念。

もう二度と会えんのやろなー・・・。
と、少し切なくなりました。

というお話でした。