今回はアトミック・ブロンドという映画を見てきたので、そのレビューになります。
この作品は1989年の東西冷戦末期のドイツが舞台のスパイ映画です。
冷戦をさらに悪化させる恐れのある極秘情報が記入されたリストを
主人公であるロレーン(シャーリーズ・セロン)が敵から奪還する物語です。
この作品を監督したデヴィッド・リーチはジョン・ウィックやデッドプール2の監督でもあり、
かっこいいアクションが見れそうとだなと見る前から若干の期待はありました。
で、実際の中身も結構アクションは豊富で結構お腹いっぱいになるぐらいにアクションシーンは見る事が出来ます。
銃やナイフや、他にもロープや小物とかを使ってさまざまなアクションをしてくれるので、そのアクションのレパートリーの豊富さは面白いなと思ったし、見てても飽きなかったです。
特に印象に残ったシーンは、映画の中で7分半に渡ってワンカットで撮影されたアクションシーンがあるのですが、そこが結構印象強かったです。音楽も無く、その場で起こってるようなリアリティもあったし、場面も常に動き続けてたので、見ててもダレる事はなかったです。
ただ、その7分半の中以外にも小物を使って殴ったり、叩いたりする事が若干多くってちょっとダサいなとも思いました。最初はロープを使ったりとかしてて、面白いなと思ったのですが、
途中から電話機とか、そこらへんの家具とかを使って戦ってたりもしてて、もっとかっこいい体術とか見たかったなぁと思いました。
音楽では1989年が舞台という事もあるのか、この作品の色なのか定かではないですが、ポップソングを裏で流してて、その中で戦ってたりしててそれがこの作品の独特な雰囲気を作ってたなと思いました。
ただ、ポップソングや舞台的に若干昔ながらな曲調の曲を差し込むのは悪くないと思いましたが、急にシネマティックでモダンな曲も流れたりとかしてて、もっと音楽面では一貫性を持たせた方がこの作品の雰囲気がより印象強くなったんじゃないかなと思いました。
あとストーリーに関してですが、僕自身がスパイものや難しい話が苦手というのもあるのかもしれませんが、あまり話が把握出来ないでいました。
主人公の周りにいる人達は誰が味方で誰が敵なのか分からない状況がスパイっぽいのかなとも思ったけれど、結局誰が親玉なのかもぼんやりとしてたし、主人公が何をしようとしてるのかイマイチ把握できなくって、物語の起承転結が結構わかりにくかったです。
主人公はリストを奪還する為に色んな場所へ出向いたりするけれど、その目的であるリストを誰が所持してるのかも分からなかったし、互いが互いに騙しあったりしてて人物関係が結構ぐちゃぐちゃな印象でした。
全体的にはスパイものとしてはミッションインポッシブルとかの方が個人的には全然面白いと感じたし、アクションならジョン・ウィックとかの方がかっこよくて色んなアクションが見れるなと思いました。



