かさぎ画廊ぶろぐ Gallery Kasagi Blog

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鎌倉と横須賀にあるかさぎ画廊。歴史と伝統のある小さな画廊ながら世界中で企画展を開催したりとちょっとユニークな画廊の日々を紹介

出口雄樹(イデグチユウキ)さんの個展が、6月12日から19日まで、横須賀かさぎ画廊で開催されます。

 

 

 

私が出口さんに初めて会ったのは、三菱商事主催の若手アーティストを応援する”アートゲートプログラム”のオークション会場でした。 その時は東京芸術大学大学院の初々しい学生でした・

 

絵は不思議と覚えていませんが、出口さんの雰囲気にただならぬものを感じて声をかけました。

出口さんは現代アートについて、小さなメモを見ながら一生懸命説明してくれました。マルセル・デシャンという人が、『泉』と題して便器を大きな展覧会に出品して美術界に衝撃を与えたことなどを教えてくれたのを今でも覚えています。

そのころは、こんな日本画を描いていました。

 

 

 

グループ展に出品してもらいましたが、下記の様な宇宙的な絵をかさぎ画廊に預け、たちまちのうちにニューヨークに旅立っていきました。

 

 

 

これらの絵は宇宙や輪廻を描いただそうです。青年の青臭ささはありましたが、強いエネルギーに共鳴しました。。

 

 

宇宙を飛び回る龍、スペースドラゴンと命名しました。

 

この絵はニューヨークに飛び立つ前に、私の元部下の女性が買ってくれました。かさぎ画廊で最初に売れた出口さんの作品だったと思います。

赤や黄色の人魂の様なものが宇宙を漂う様子が印象的です。

 

 

渡米してから暫くは音信も途絶えがちでした。

当時は英語も覚束つかず、知人友人もいないニューヨークで

は随分苦労したはずです。

での彼は絶対弱音を吐きませんでした。

 

次第に頭角を現し。欧州や中国などにも出品したり、精力的な活動をしていることを時々報告してくれました。

 

アメリカでの個展では、注目されマスコミからインタビューを受けることも知りました。

 

 

 

再び出口さんにお会いできたのは、2018年に年かさぎ画廊が

ニューヨークで開催したNEXTJAPANというグループ展の時でした。

出口さんは現地から出品してくれました。

 

 

 

 

 

『竜宮の使い』という迫力のある魚の絵であり、出口さんの進化を確認できた力作でした。

ちょっとグロテスクだったので、保守的なかさぎ画廊のお客様には買って頂けなかったのが残念でしたが・・・

 

 

出口さんは波も好きです。

波と惑星と暗黒の宇宙です。

 

 

海外生活にも慣れ、風貌も逞しくなっていきました。

 

 

NYでは日本画材の入手が困難だと聞いて、上野の徳応軒という専門店で画材を買って送ったこともあります。

最初の荷物は途中で盗まれてしまい、出口さんが家賃の安いスラムのようなところに住んでいるのではないかと心配しました。

でも画材を盗んだ泥棒は使い道がないものだったのでがっかりしたと思います。

二度目に送った画材で、掛け軸の絵を描いて送ってきました。

 

 

 

一時帰国の際には、横須賀で懇話会を開き、NYでの武者修行の報告を聞きました。

 

 

この絵は、『邂逅』というタイトルの雄雌ペアの作品です。

NYから香港のアートフェアに出品され、のちに横須賀歯科大に寄贈され、もう一方は私のアメリカ駐在時代の元部下が買ってくれました。いつの日か日米の海を越え、二匹のクジラが再開する日を望んでおります。

 

 

 

当時、私は出口さんに飛魚の絵を描くように提案しました。

飛翔するイメージを出口さんに描いてもらいたいと思いました。

今まで飛魚を題材にした絵描きが少ないのもその理由でした。

これに応え、いくつかの飛魚群翔図が完成しました。

 

 

クジラの魚体(?)を鮮やかなオレンジで描き、海中を

ラプスラズリーでフラットに描いたクジラシリーズには、

日本画の現代アートの一つのスタイルの完成を見ることができました。

 

 

かとすると、この『ガルーダ』のように架空の生き物を描いた作品も多く生まれてきました。

ガルーダはインドネシアの国鳥ともいわれ、インドネシア航空の

マークにも使われています。

ガルーダはヒンズー教の神様の一つでありますが、イスラム教徒が多いインドネシアでもバリー島はヒンズー教の地であり、全国民から宇宙を飛ぶ神様として人気があります。

 

 

 

出口さんはとても親切な人なので、『みんなが幸せになる絵を描いてください』とお願いしたら、”縁起尽くし”と云うこの絵を描いてくれました。

洋の東西を問わず、絵の大家は何でも描けるのです。

 

 

 

この絵は、お茶会などで使われる風呂先屏風に、コテコテの日本画材を用いて描かれた飛魚群飛翔図です。

前述の同じタイトルの絵と比較してください。

 

 

 

 

かさぎ画廊は、インドでグループ展を開催したことがあります。

2020年にはインドのアートフェアに出展する予定があって

描いてもらった、堂々たる”ガネーシャ”です。

私は絵をトランクに積んでインドに持ち込みました。

しかし、コロナのまん延によってアートフェアは中止となり、アートも暗黒の時代に突入してしましました。

この為ガネーシャは日本に里帰りし、今回の個展に展示されます。

 

 

 

今回の横須賀での個展には、珍しい掛け軸作品が3点展示されます。

これは”石橋”と云う作品で、架空の動物獅子(ライオン)の群像が描かれているとても縁起の良い絵です。

よく見ると、背景には絵を描いた当時の新聞記事が見られます。

次代を絵に刻みたいという表現なのでしょう。

 

 

 

次の絵は、横18メートルの壁画的な大作です。

マカオの富豪がコンサルダント会社に世界NO.1の若手アーティストを探させ、出口さんが選ばれて制作した絵です。

折しも出口さんは前トランプ政権のイミグレーション規制の高まりで帰国を迫られておりましたが、この絵が売れたおかげで、渡航費用と日本での居住にかかる費用を賄うことができました。

 

 

同じ頃に、人気ア俳優の星野源さんが、出口さんの絵を気に入り、最新のアルバムに起用した作品です。

出口さんの名前は若年層にも拡がっていきました。

 

 

 

これは、今回の横須賀での個展の目玉作品です。

クジラが潜水する瞬間をとらえた勢いのある美しい絵です。

 

 

燕子花(かきつばた)も今回の個展の目玉です。

”サブリミナルフラワー”、つまり”潜在意識の花”というタイトルですが、見る方向により様残な色合いを発信する技法を用いた

現代の日本画です。

 

 

出口さんは、タウンニュースのインタビューで、皆様に

ご挨拶し、6月12日方始まる個展に是非いらしてくださいと

お願いを申しあげました。

 

同日神奈川歯科大のジャカランダ祭りにて、講演会と、ワークショップを行います。

 

出口さんと同期に神奈川歯科大の特任教授になられた元横綱貴乃花の花田光司さんは、ちゃんこ鍋を振舞います。

 

是非神奈川歯科大のキャンパスにお越しください。

そして、19日までかさぎ画廊(ホテルニューヨコスカ隣り)で

開催する個展をご覧ください。

 

よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

以上です。

 

https://www.kasagi-garo.com

 

この度、かまくら春秋社より、幻の画家といわれた笠木治郎吉とその妻ヨシの生涯を、海外で見つかった遺作と、関係者からの証言などを手掛かりに描いたノンフィクション・ノベルが発刊されることになりました。

 

 

笠木治郎吉(1862~1921)は、明治から大正にかけて横浜で活動し、油彩を思わせるような濃厚な色彩と緻密な表現力で、日本人の風俗を巧みに描く明治美術界の異才な水彩画家として、一部の人たちの間で言い伝えられていました。

 

 

 

長らくその存在が忘れられてきたのは、作品の多くが当時日本を訪れた外国人に買われて海外に散逸したことと、残された作品の殆どが、関東大震災や太平洋戦争で焼失されてしまったからでした。

 

ところが、高野光正氏、星野桂三氏とオランダのニコビーンマン氏らの地道な蒐集努力と、2000年代から普及し始めたインターネットによって発見された遺作が徐々に里帰りしつつあります。

 

 

 

 

 

 

これによって、笠木治郎吉の絵画の評価が急速に高まり、2018年12月には横浜市歴史博物館において、開催された「神奈川の記憶」展には、かさぎ画廊が収集した作品が展示されました。

また、翌年

 

また翌年2019年9月には府中市市政65周年を記念した「おかえり美しかりし明治」展では、京都の星野画廊の協力で未公開作品数点の作品が披露され、NHK日曜美術館アートシーンで取り上げられるなど、大きな話題を呼びました。

 

 

 

更に、没後100年に当たる2021年の9月からは、京都近代美術館にて、名コレクター高野光正氏の大規模コレクション展ともいえる『発見された日本の風景 美しかりし明治への旅』展が開催され、笠木治郎吉の代表作品11点の作品が公開され、大きな注目を集めました。

 


 

 

笠木治郎吉の絵は、狩人や漁師などの尊厳に満ちた姿や、つつましく暮らす家族たちの微笑ましい様子が、温かい眼差しと、卓越した技術で力強く描かれています。

 

明治の横浜で、こうした驚きの水彩画がなぜ生まれたかという謎を、著者細井聖氏が、この本で解き明かします。

 

因みに笠木治郎吉(1921年他界)は、ブログを書いている私、笠木英文(74歳)の祖父です。何故そんなことがあり得るのかも、この小説を読むとお分かりになると思います。

 

 

本をご希望の方は、

かさぎ画廊  FAX 0467-23-3876, 

       eメール yokoso@kasagi-garo.com

またはAmazon で”朝焼けと狩人 幻の画家笠木治郎吉の生涯“ でお求めください。

 

 

追記)

折しも、5月21日より7月10日まで、東京都立府中美術館では、笠木治郎吉の作品はじめ、海外から里帰りした明治期の画家の作品や、来日した外国人画家の作品を含めた、高野光正コレクション約600点から抜粋した作品が多数展示される“ただいまやさしき明治”展が開催されます。



情報が多くてすみません。

かさぎ画廊

笠木英文

 

 

 

 

 

祖父笠木治郎吉の遺作没後100年を経て里帰り

カナダバンクーバーの離れ小島にある祖父の絵を訪ねた笠木英文

 

3年前に発見された笠木治郎吉が横浜界隈の庶民の暮らしを描いた作品をカナダのガリアーノアイランドに住むJON FEIRさんという持ち主のご好意で売っていただく事になりました。

我々にとっては大変な金額なので清水の舞台から飛び降りる覚悟で購入します。

この絵は祖父の治郎吉がアメリカに渡航している時に、カナダのEATONデパートの注文に応じて描かれたそうです。

 

平安神宮前に設置された大看板にhは笠木治郎吉の絵が

 

2021年9月には京都国立近代美術で 
“発見された日本の風景・美しかりし明治への旅” という展覧会が開催され、治郎吉の未発表の遺作が一挙に公開され、大きな話題を呼びました。

 

今年5月には東京都府中市、その後愛媛県や長野県の美術館に巡回展示されるそうです。

 

展覧会で展示された作品 ”提灯やの店先”

 

その一か月後の10月には千葉県の国立歴史民族博物館での ”学びの歴史、わたりあう近代” と称した大展覧会が開かれ,治郎吉が描いた“下校の子供”が、ポスターやチケットにも採用されました。

 

作品 ”下校の子供”

 

2年前の2019年に横浜市歴史博物館で開かれた”神奈川の記憶展“、2020年に府中市美術館での開かれた”お帰り美しき明治展“ 

そして2021年には京都と千葉県で連続して笠木治郎吉の絵が発表されました。
 

※神奈川の記憶展のポスター

 

 

 

また、昨年末は横須賀市佐島に住む方より、曾祖父を描いた肖像画を発見したとのお報せ受けました。
曾祖父は埼玉県深谷で渋沢栄一とともに日本の殖産興業に尽くした本間純忠翁です。この絵は従来の墨絵による肖像画とは思えないリアルさがあり今後の研究が待たれます。

 

 

 

2021年は笠木治郎吉の没後100年に当たります。

100年経って漸く人々に絵を見てもらうことができました。

まだまだ分からないことの多い画家です。

 

おりしも。笠木治郎吉のノンフィクションノベル(事実をベースにした小説)が今年の半ばに かまくら春秋社より出版されることになりました。本のタイトルは”幻の画家笠木治郎吉~朝焼けと狩人”(著者細)です。

 

本の表紙になる作品

 

笠木治郎吉の唯一の写真

 

治郎吉の妻ヨシの65歳の時の写真

抱かれているのは私 。左の女性は母

 

 

小説の発行が待たれます。

 

かさぎ画廊

笠木英文

( 祖父の生誕は江戸時代末期ですが

実孫の私は74歳で生きています。これも
不思議ですね。)

 

 

 

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あけましておめでとうございます。

 

 

今年もよろしくお願い致します。

(画像は齋藤将の作品)

 

 

 

これは私が作った今年の年賀状です。

字が小さいので、文章を拡大してみます。

 

皆様

あけましておめでとうございます。

 

昨年秋に京都国立近代美術館で開かれた

『発見された日本の風景』にて、私の祖父笠木治郎吉の遺作11点が100年の時を経て披露されました。

平安神宮の鳥居前に設置された大看板には、治郎吉の家族が描かれています。

私は祖先が残したメッセージを次の世代にどのように引き継いでいくのか

考えていきたいと思います。

 

~てなことを書きました。

 

 

 

元旦を迎えると友人の長谷迅さんより、こんな素敵なポストカードが届きました。

長谷さんは、鎌倉出身のサッカー選手でブラジルのプロで活躍後

JFLなどで活躍し、今は刈谷のフットボールクラブの経営者兼監としてJリーグ入りを目指しています

 

 

すると今度はアーティストの濱中大作さんから、こんな可愛い年賀状が届きびっくりしました。いつもはシュールで不気味な絵ばかり描いていたのにどうしたのでしょうか?

 

 

続けて中国人留学生だった張媛媛さんから、アマビエを

あしらった年賀状が送られてきました。

でも何だかこのアマビエは虎に似ているようです。

 

 

 

年末には、板に絵を彫り版木をそのまま作品として発表する作宮安奈さんから、宇宙的な作品画像がクリスマスカードとして送られてきました。

杏奈さんはしばしばUFOを目撃しますが、この絵は遭遇したUFOを家に帰って調べたら、そっくり同じの情景を、数年前に作品にしていたことが分かりました。

 

 

 

 

大晦日の夜は近くの御霊神社と大仏様にお参りに行った夢を

見ました。

これは夢ではなく以前に撮った御霊神社の写真です。

光に照らされて神々しい大仏様。

 

 

 

数年前に愛知県西尾市の著名画家斎藤吾朗先生に大仏の絵を描いてもらった事を思い出しました。オバマ元大統領が抹茶アイスを食べているところが描写されております。

 

 

ついでですが、齋藤先生はこんな絵も描くのです。

 

 

正月は、一年の無事を祈ってしまいます。私はカトリックの洗礼を受けましたが、こういう世の中なので、どうしても手当たり次第に八百万(やおよろず)の神々に祈ってしまいます

 

(よくわかりませんが、南米の方の女神さまのようです)

(ガネーシャはインドで最も人気があるヒンズー教の神様です、)

 

(チベット密教では男女咬合を究極の境地と捉えています。そう云えばそうかもしれませんが・・・)

 

(慈母観音は日本人に親しまれています。)

 

(ガンジス川の上流の聖地ハリダワールで男女が愛をちかっていました。 ※撮影笠木英文)

 

 

夢と瞑想(妄想?)から覚めて、

屋外に出ると、鎌倉の海ではもうヨットやサーフィンを楽しむ

若者で賑わっていました。

 

 

 

 

 

なんだか今年はいいことがありそうです

 

(絵はふんどし姿のおじさんが得意な服部しほりさんです。)

 

そんな新年の幕開けです。

今年もよろしくお願い致します。

 

                     かさぎ画廊

                      笠木英文

 

 

 

 

 

 

 

 

鎌倉パークホテルと提携して開催した”五媛展”には各地から大勢のお客様が見え、

五人の女性アーティストの100点余りの

最新作を堪能しました。

 

この時期にお忙しくて来れなかった人や、遠方の絵画ファンの皆様に

絵をじっくり見て頂くために

”ヴァーチャルギャラリー”を開催します。

 

 

 

 

 

 

上の画面をクリックしてください。

マウスで移動させたり、◎印のところをクリックしたり、会場を自由に歩いてください。
 
よくよく見たい絵はクリックして拡大したりして鑑てください。
 
このアイデアは、五媛展出品作家の小林真理江さんの友人の宮野慶一郎さん(カサノバエンタープライズ)が開発した手法です。
 
どうぞお楽しみになってください。
 
かさぎ画廊
笠木英文
 
 
 

かさぎ画廊は、強瀬淨眞(コワセジョウシン)という厳めしい名前の

洋画家に巡り合いました。

 

強瀬さんは、女子美術大学を卒業し武蔵野美術大学大学院で修士

課程を修了した後20数年の期間にわたり、イタリアルネッサン期の

聖母子などを描いてきました。

 

 

 

7

 

なぜ仏教徒なのに宗教画を描いてきたのか、

 

 

強瀬さんの、油絵とテンペラの混合技法とは何か、西欧の絵画の

ルーツを追求してきた画家に日本のルーツである日本神話を描いて

頂いたらどうなるか

 

 

 

~など興味深いことをYouTubeにまとめましたのでご覧ください。

 

ブログ 強瀬淨眞の正体?

 

https://www.youtube.com/watch?v=wWQqISB6ZTM&t=4s

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11月27日(土)より、女流画家5人によるグループ展『五媛展』を鎌倉パークホテルにて開催します。

コロナのリスクも収まった今、芸術の秋を

堪能してください。

 

『五縁展』は1981年より始まり、今回は10回目となります。

田村能里子や入江一子などその時代の巨匠

5人を選んで行われていました。

 

 

 

 

 

今回からは将来性を重視してメンバーを

大きく入れ替えます。

 

 

 

 

5人のアーティストを順に紹介します。

 

 

吉屋敬は,

活動の拠点をオランダから日本に移し、

五媛展のために来日され参加致します。

欧州の絵画を修得したうえで日本人のアイデンティティを滲ませる独特の画風は

”ニュールネッサンス”と称されています。

 

 

 

 

 

 

安住小百合は、多摩美術大学大学院出身の

日本画家であり,

巨匠加山又造の薫陶を直々に得た、斬新さと品格が心地よく同居する作品は

多くの人に親しまれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

小林真理江は、多摩美術大学を卒業後、東京藝術大学大学院を修了しプロ転向した

若手のホープです。

平面絵画の他、モザイク作品にも取り組み

エレガントで温かみのある作品は、

フランスのモザイク雑誌でも大きく取り上げられました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ニューヨークで活躍中のミッシェル・サカイさんは、入国手続きが厳しいため

来日を諦めましたが、

現代アートのニューアライバル7点の他、

かさぎ画廊のコレクション未発表作品などを

展示します。

 

 

 

 

 

 

強瀬淨眞は、イタリア・ルネッサンス期の

テンペラ画を改良した混合画法で描く

聖母子像に加え、

観音菩薩像などにチャレンジした作品を披露します。

 

 

 

 

 

展覧会は11月27日(土)から12月5日(日)午前11時より午後6時迄開催してます。

 

初冬の鎌倉の海はとてもきれいです。

 

五媛展を鑑賞した後は、ホテルの目の前に広がる由比ガ浜の景観も楽しんでください。

 

 

 

 

 

かさぎ画廊

笠木英文

 

 

 

 

 

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かさぎ画廊の鎌倉ギャラリーでは今日から

今永清玄先生の個展が開催されます。

東京オリンピックの本番と同じ日の開催です。

 

 

これは、DMのデザインの一部

 

 

今永先生は大分県の別府の生まれで、

多摩美術大学油絵専攻を卒業した後に、

プロの画家を目指し昭和会展で日動火災賞受賞や、上野の森美術館大賞展大賞を受賞するなど若くして頭角を顕します。

 

若かりし頃の今永先生 恩師(故)荻太郎先生と

 

 

当初は、キュービズムに傾斜した難解な作品を発表していましたが、

文化庁派遣藝術家在外研修員としてタイ王国のバンコクに留学する前後からは

無垢なフクロウの図を好んで描くようになります。

 

 

 

 

フクロウは、知恵の神様や、深い森の知者と呼ばれています。

日本では不苦労(苦労がない)とか、ホウホウ(宝宝)と鳴くことから

縁起の良い鳥として親しまれています。

しかし、今永先生のフクロウは、写実ではなく、可愛らしく単純に描かれても、アニメとは違う存在感があります。

 

 

 

今永先生は、フクロウをなるべく単純化して描くことによって

より抽象性と精神性を高めた画面が生み出されます。

 

 

家に飾ると、そこには神が祀られたような

神聖な空間が形作られます。

 

絵を買った方からは、フクロウがいつしか

家族の心のよりどころになっていったと

聞きます。

 

 

 

今永先生は全国の津々浦々の街を訪れ、既に100数十回の個展を開催しました。

 

何年か後に同じ場所に戻ってくると、当時の幼稚園児は中学生になり、女学生であった娘さんが先生に我が子をお見せするなど、

フクロウを通じた時の流れと、多くの人々との絆を実感するできるのが、絵描きとしての

喜びだと感じる様になりました。

 

 

画家としての喜びを語る今永先生

 

 

それで今回のかさぎ画廊の個展では『時をみまもるフクロウ展』という副題を付けたのです。

 

 

 

 

 

鎌倉かさぎ画廊での個展は、8月1日(日)まで開催されています。

 

 

 

画廊のすぐ前には真夏の由比ガ浜海岸がきらめき、裏手には長谷観音や大仏があります。

是非お越し下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

久しぶりのブログです。

こんなに無精しているとフォロアーがいなくなっちゃいますよね。

 

 

かさぎ画廊が扱っているアーティストの中で、飛び抜けて尖がっている濱中大作さんが銀座の奥野ビルで個展をやると言うので、 コロナの緊急事態宣言下のなかで銀座に出かけてきました。

 

 

 

 

 

 

久しぶりの銀座の街は結構にぎわっていましたが、中国からの団体客に乗っ取られた頃

に比べると、気のせいか落ち着いてオシャ

な街になった感じがしました。

 

 

 

奥野ビルはそうした表通りからちょっと外れた場所にある古いビルです。きらびやかな銀座のなかで正真正銘のレトロなので、  

かえって目を引きます。

 








 

 

ここには、1階から6階にかけて小さなギャラリーやブティックが数十軒、所狭しと並んでいます。過去80年間にここで個展をした画家の中には後に高名になったひとも

そうでなかった人もいます。

濱中さんはその中でも最も小さいギャ

リーで個展を開きました。

 

 

 

 

 

 

 

濱中さんの絵は、オリジナルを描き、それを自分が持つリトグラフ工房で、ほんの数枚だけリトグラフにして発表してます。なかにはCGを使って作図した作品も混じり、異才を感じました。

 

 

 

 

この女性は可愛いけど、ちょっと不気味で 魅力的です。

 

三葉虫みたいな生物に囲まれて海底で眠る 女性はポセイドンの娘かもしれません。

 

 

 

リトグラフ効果で、昔の印刷物のような感じと、最先端のアートの狭間のような絵を制作してます。

随分手間暇がかかっているはずですが、

効率とか採算という言葉は濱中大作さんの

辞書にはない様です。

 

 

 

 

 

 

立体像も出品してありましたが、少女が持っているのは、リトグラフのプレスのローラーみたいです。

 

困っているのか、泣いているのか、はたまた無なのか?

仏教的な雰囲気すら醸し出す不思議な表情でですね。

 

 

 

濱中大作の個展はひっそりと始まりいつの間にか終わりました。

これを見た人には

鮮烈な残像を残したに違いありません。

 

 

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かさぎ画廊は、鎌倉パークホテルと協力して

 ”世界に挑む7人のアーティスト展”という

絵画展を開催しました。

これは鎌倉芸術祭の一環行事として位置づけされました。

準備段階では開催が危ぶまれましたが、こういう時こそアートの力で,皆んなに元気に元気になってもらいたいという気持ちで、開催にこぎつけました。

 

絵画展の始まる全日11月7日には、トークイベントを開催し、コロナ感染対策として参加者人数制限をしましたが、約150人の参加者が集ってくれました。

 

 

 

 

この絵画展に併設して、笠木次郎吉作品の横浜市歴史博物館収蔵記念講演を行い、博物館の吉井大門学芸員より”幻の画家 笠木次郎吉の絵の秘密に迫る”というお話を伺いました。

100年以上経過しても、昨日描きあがったような色彩の謎は今後も研究が進むものと思われます。

 

 

 

 

 

 

学術的な講演後、笠木次郎吉のファンでもある国際的なピアニストの鮫島明子さんが、友情出演くだださり、会場はエレガントで和やかな空間に様変わりしました。

 

鮫島先生有難うございました。

 

 

 

 

 

それに続き、参加の画家より、出品作品に寄せた思いを語っていただきました。

 

 

下の写真は、東京藝術大学大学院を卒業し、上野の美術館大賞展で大賞受賞し、その後

ドイツに留学、帰国後は山形に移り住み、

東北工科美術大学で教授を務める末永敏明先生です。

 

 

 

 

 

 

 

 

多摩美術大学大学院を修了し、加山又造の薫陶を受けた安住小百合先生は琳派の系譜を引きながら、持って生まれた感性を生かした

品格の高い作品で多くのファンを魅了しています。

 

 

 

 

 

 

 

東京藝術大学大学院を修了後、片道切符でアメリカに旅立った出口雄樹さんは、現代アートの本場ニューヨークで6年間、日本画家による現代アートを追求し、国際的な実績を残し昨年末に凱旋帰国しました。

若手の美術愛好家に絶大な人気を誇り、

星野源の新アルバムのジャケットに出口雄樹の作品が採用されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

張媛媛さんは、中国大連の美術大学を卒業後、エンカウスティークという蜜蝋に顔料を混ぜ亜麻布に浸みこませて描く古代絵画技法を研究する横浜国立大学の赤木教授に弟子入りするため留学生として来日、東京芸術大学及び大学院に進み、昨年の上野の森美術館大賞展で大賞を受賞した絵画界のシンデレラです。

 

 

 

 

 

 

トークイベントには出席できなかった先生をかさぎ画廊のスタッフが紹介しました。

 

 

この絵は、大分に在住の今永清玄先生によるフクロウ図です。道端の草花にも神が宿るというアミニズム的な、素朴で心に訴える作品を描く画家です。

 

 

 

 

 

 

齋藤将先生は学会の会議で出席できませんでしたが、200号(横2.6メートル 縦1.94メートル)の大作2点を展示して、存在感を発揮しました。

 

 

 

 

 

 

真打は中京地域で絶大な人気を誇る斎藤吾朗先生です。

ルーブル美術館で、モナ・リザの公式模写を許された画家は世界で2人だけだそうです。

一人はシャガール、もう一人が斎藤先生です。

熱田神宮の宝物殿には、斎藤先生が描いたヤマトタケルノミコト伝説の絵が、常時展示されています。

世界中で武勇伝や、芸術の神髄に迫るお話で会場は若いと感動で包まれました。

 

 

 

 

 

 

 

トークショーが引けた後、お客さんは展示会場に移り、これら7名の作家の力作を鑑賞されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日8日から23日まで絵画展は開かれ

1000人以上のご来客がありました。

 

 

なお、併設して開催された”笠木次郎吉

横浜市歴史博物館収蔵記念展”については追ってご報告いたします。

 

有難うございました。

 

 

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