黒い羽根 -19ページ目

こちらに戻ってきたらちょうどいい時間になったので夜ご飯
何が好きかと聞かれたから

「餃子」

と答えたら
初デートで餃子っていう女の子は

滅多にいないと大笑いされた
確かにそうかも


でもユウくんはちゃんと一口餃子のおいしい

小洒落たお店に連れてってくれた
そこで封筒に入れておいたタクシー代を渡した
ユウくんは最初何事かとびっくりしてたけど
今日はちゃんと送れるからと受け取ってくれた
これで肩の荷が降りたと思ったのだけど…
ご飯の間も会話が途切れることもなく

やっぱり楽しい時間を過ごせた


ユウくんは不思議な人だなっていうのが私の印象

なんだか落ち着かなくて朝早くに目が覚めてしまった
部屋の片付けや水周りの掃除をしてたら

ユウくんからメールが入った
お互い休みだし少し早めに会ってドライブにでもと
なんだか家にいると考えたくないことも考えてしまうので
早めにユウくんに会うことにした
会ってからかなりの土砂降りになって

全然ドライブ日和じゃないねって笑った

二人とも古いものが好きなので

昔の車やバイクなどの博物館に行った
この博物館は私の地元の近くにあって何度訪れても飽きない
ここは触るのも乗るのも写真を撮るのも自由
ユウくんは初めてみたいですごく楽しそうだった
思わず夢中になっていて気づいたら閉館5分前
慌てて出口に向かうと私たちが最後だったみたい
私も何年かぶりだったのでとても楽しかった

雨がすごい
ほんとに梅雨入りしたのかというほど晴れた日が続いたけれど
いよいよ本格的に入るみたい

明日はユウくんとご飯に行く
今は何も考えたくない
明日のことだけ考えよう…