黒い羽根 -17ページ目

七夕が近いので

あらゆる場所に笹と短冊が設置してある

今日の帰り道

よかったら短冊書いてってくださいと手渡された


周りでは

願い事を何にしようかと悩む女の子たちが

楽しそうに短冊を書いていた

私は悩むこともなく短冊を書いて

笹に結びつけた


私は単なる偽善者かもしれない

でもそう願わざるを得ない


この願い事が叶う時がくるとしたら

それは「彼」に私が必要なくなる時

例え「彼」との別れが来るとしても

私はそう願わざるを得ない

「彼」の幸せが

私の幸せだと信じてるから

「彼」と過ごす週末
この前のお返しだと言って
急に「彼」が私を羽交い絞めにしたり
乗っかったりしてきて
私も体が柔らかいほうではないので
逃げ回ってごめんなさいってずっと言ってた
羽交い締めにされて動けず
寝転がったまま
近所迷惑なんじゃないかってくらい大笑いしたあと
「彼」の男の子の力にドキドキする私
ギューっとしがみ付いたら
「彼」は私の頭を撫でてキスしてくれた
そんな私を知っている「彼」は
少し乱暴に私を抱いた

やっぱり今 私が安心できる場所はここ
やさしくなった「彼」に腕枕をしてもらいながらそう思った
ここ何日か
晴れなのか曇なのか雨なのか
分からないような不安定な天気が続いてた
「彼」は傘を持たずに出かけて
急に雨に降られてびしょ濡れになったみたい

また風邪引くよってメールしたのだけど
ヨガしてるから大丈夫だって
元気っぽい絵文字が
10個も付いたメールが返ってきた
なんかかわいい
明日明後日のためにも
どうか体調崩しませんように