黒い羽根 -16ページ目

帰り道

いつも出入している業者さんと出会った

私 仕事中は制服だけど帰りは私服だし

社内では髪の毛を結んでいて仕事終わってからほどく

下ろすだけでかなり印象は変わるから

別人かと思ったと言われた

暇だったらこれから飲みに・・・と誘われたのだけど

仕事以外ってなんだか緊張するし

しかもいきなり二人で行くなんてもっと緊張する

まだ「彼」の時計も見に行かなきゃならなかったし

用事があるのでまた今度・・・とお断り

せっかく誘ってくださったのに申し訳なかったかな


時計はやっと目星はついてきたところ

よかった

なんとか「彼」の誕生日には間に合いそう

会社帰りにフラリと立ち寄った靴屋さんで

すごくかわいいショートブーツを見つけた

つま先は丸くてぺたんこ 色は黒

お値段もそこそこでよかったのだけど

今から暑い夏がやってくることと

無難な黒っていうところで迷い中

試着したら買ってしまうので我慢我慢

もし次行ってあれば

そのブーツとの縁があったということ

次はちゃんと試着してみよう

一年に一度しか触れられないのと
望めば触れられるけど
いつまでも自分だけを見てくれないのと
どっちが辛いだろう
そんなことを思いながら
窓から夜空を見てみたのだけど
今日は残念ながら曇っていて
星一つ見えなかった
私の心みたい