柘榴石(ガーネット)


柘榴石を探しに奈良県の秘境へ。




息子は鉱石が大好き


『 ガーネット探しに行こう〜! 』



2時間半かけて室生寺の側に流れる室生川へ。




まずは


龍穴神社へご挨拶。


龍穴神社は室生寺よりも古く


平安時代前期より朝廷より祈雨神として信仰される。


ここに棲む龍王は元々、奈良の猿沢池に棲んでいたが、春日山へ移動、その後この地へ棲む。


龍穴信仰に基づき建設された室生寺とは密接な関係があり一体として信仰される。






ご挨拶した後、近くの川へ。



水が冷たい〜〜!!!



ザルで砂をすくう。



白いバケツに入れてガーネットを探す。



この中から小さな柘榴石を探す。


目を凝らす。


目を凝らす。


目を凝らす。




しばらくすると丈太郎が



『 あったで〜!!! 』



と叫ぶ!



手のひらには、とても小さな赤い石が光る!



『 お〜!本当にあるんや〜!!! 』



極小だが確かに赤い宝石だ!!!




丈太郎と僕は胴長を履いて川へ入る。



川の流れを見て、くねる先にある大きな石の下の砂の溜まり場を見つける。



丈太郎がスコップですくうと



キラキラ



キラキラ


 


赤く光る




『 すごい!すごいやん!!! 』



皆んな興奮して、小さな宝石を探す。



だんだんとコツを掴んできた。



まずは大きなザルですくい、小さなザルへ移す。


それから白いバケツに移してピンセットや指で柘榴石を掴む。



小さな泉里ちゃんも一生懸命に探す。



3時間くらいで二箱分の柘榴石を見つける。






小雨が降りはじめる。


寒い。


寒空の下、鍋焼きうどんを食べる。


美味しいなぁ〜。




それから近くの龍穴へ移動。



山奥にある。



室生龍穴神社の奥宮





大きな岩盤の下に龍が棲む穴がある。


龍穴


「日本紀略」によれば、8世紀に、後に桓武天皇となる山部親王が病魔に冒されてしまったので、病気が治ることを祈願して、室生にある龍穴で祈祷が上げられたという記録が残っています。




龍穴からの帰り道





龍?蛇?


がおるや〜〜〜ん!!!


よく見ると木の根



しかし、本当に蛇や龍に見えるなぁ〜。





家に帰り、さっそく顕微鏡で柘榴石を見る。



丈太郎が


『 めっちゃ綺麗やん!!! 』


と大興奮している。



本当に!


本当に!


綺麗だ!!!!!



中にはピンク色の宝石も二、三個あった!



川の砂の中にある 小さな宝石。


そこにも確かな美しい世界があった。




布団の中で丈太郎が


『 今日は本当に楽しかったなぁ〜 』


と言って、すやすや眠る。





お好きな方は室生川へ宝石を探しに行ってみて下さい(^^)