皆さんは、見てはいけない物を見た事があるだろうか?
僕は一度だけ、見た事がある...
平安蚤の市にて、隣りに出店しているYさんに
『 この前、インスタに出てたのYさんですか〜? 』
と聞いたら
『 違いますよ〜!あれ男の人です。 』
と女性のYさんに言われ、若干ヤラカシてしまったと思いつつ
『 すんません。ちょっと似てたもんで 』
と言った。
ちょっと似てるのは良くある事だ。
その時、久しぶりに昔の出来事を思い出した。
10年前くらいだっただろうか。
その日は暇でYouTubeの江戸時代だったか明治時代だったか、その頃の時代の写真が流れている。
ぼ〜っと眺めていると
ドッキ〜〜〜ンッ!!!
心臓がバクつく!
着物の女性が三人くらい写っている写真だ。
その中の1人が
にっこり微笑んで
こちらを見ている。
ぼ
ぼ
ぼく、その物の人だ!!!!!
似てるとか、そんなレベルではなくて
ぼく、そのものなのだ!!!
ドッペルゲンガ〜〜〜!!!
ひぇ〜山、延暦寺!
似過ぎていると恐ろしい!!!
写真を撮って、実家の両親に送る。
『 この写真、俺に似てない? 』
と聞くと
『 怖すぎる 』
と言う返信があった...
両親でさえ、似過ぎていて怖すぎるというのだ!
僕は、ドッペルゲンガーを調べてみた。
世の中に三人、同じ人間がいてそれを見ると◯ぬと言う!
ひぇ〜山、延暦寺!!!
怖すぎて
そっこう写真を消す。
世の中には見てはいけない物があるのだ。
今、思い出してもゾッとする。
その話しを、隣りのK津さんと話して盛り上がっていると
古裂会の社長がやって来た。
『 清水さん、これあげます。 』
と言って、幕末〜明治時代の瀬戸か美濃で焼かれた徳利を頂いた。
そこに書かれていたのは
清水屋
さっき話しをしていた時代とピッタリはまる。
こんなタイミングで。
もしかして清水屋で働いていた女の子なんかな〜って、フト思う。
にっこり微笑む顔。
まさかなぁ〜...
その後、あの写真を見つけた事はない...
清水屋の徳利
あの子は看板娘?