さて。
ずいぶんと間が開いてしまいましたが
フラワーアレンジメントの基礎知識、続きます。
前回、カット、面取りして水を吸わせたフローラルフォーム。
これをどう使うか・・・という問題ですが。
例えば、私が運営しているようなフラワーアレンジメントの教室では専用の花器を用意してあります。
一例です。
トレイに突起が付いているのは分かりますか?
これは、フローラルフォームをこの突起に挿すことで固定する意味があるんですね。
こういう花器がそろっていると、表現の幅はぐっと広がります
が。
なかなか、こういう花器ってお店で売っていませんよね
私も、大型の資材店などによく足を運びますが、店頭で見かけたことはありません・・・
で。お勧めしたいのが、これ。
ビニール袋。
このビニール袋の底辺とワキを切り開き、一枚のビニール風呂敷のようにして・・・
フローラルフォームを包み輪ゴムでとめます。
このままお花を生けても良いのですが、ちょっと味気ないですよね。
で、更にお勧めしたいのが
今度は色つきのビニール袋(笑)
これをまた風呂敷状にして・・・
更に包みます。
ビニールを二枚重ねるのは、美的な意味のほか、水漏れを防ぐ意味もありますよ
もちろん、普通のビニール風呂敷を使っても構いません。色々な色重ねで産まれる効果も期待できます・・・が。
最初のうちは、いけるお花との色バランスがむずかしいと思いますので、透明や無地、白など地味な色をお勧めしています。
(尚、色彩や花器については日を改めてゆっくりお話しますね)
さて、やっと次回からお花をいける段階に入ります