さて昨日お話したフローラルフォームですが。
あの細長いものを、3分の1に切って使うのが一般的です。
昨日お話した、あの線は切りやすいようにというメーカーの配慮なんですね。
ちなみにこれはカッターナイフで簡単に切ることができます。
3分の1に切ったら、今度は面取り。
お料理で根野菜を面取りしますでしょ?あれと一緒。
まずは上面の端を切り取り、さらに角を切る・・・
下の写真を見ると分かるかと思います。
さて、次にこのフローラルフォームに水を吸わせます。
この、水の吸わせ方にもちょっとコツがあります。
このフォームが入る大き目のバケツにたっぷりと水を入れ、そこに
『浮かべるようにそっと置く』
ここが大事
このときに早く水を吸わせようとして上から押してしまったり、後から水を足してはいけません。
これは、フラワーアレンジメントの準備の上で大変大切なことなのでおぼえておいて欲しいと思っています。
上から圧力がかかると、フォームの中に気泡が入ってしまい、その分水が入らないんですね。
この水を吸わせたフォームにお花をさしてフラワーアレンジメントを作るわけですから。
フォームが水をきちんと吸っていないとせっかく作ったアレンジメントが長持ちしません。
・・・と、まずこれがフローラルフォームの基礎知識です。
長いですよねぇ
きっと、フラワーアレンジメントを遣りたいという方は
『早くお花を挿したい。プロみたいに作れるコツを簡単に教えて欲しい』
というのが本音かと思います・・・が。
基礎の話は、実はまだ続きます
次回は、この水に濡らせたフォームをどうつかうか、というお話になります。