型染版画家 渡辺禎雄 聖書を題材に  | 別府の骨董屋 ギャラリーHISAKO ほぼ日ブログ

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別府駅裏の自宅でささやかな骨董店を開いて20数年、店番をしながら過ごすほのぼのとした日々の出来事、古き楽しきアンティークとの出会いを綴ってみたいと思います。

先日、仕入れた版画です。


ちょっと気になったので作者を調べてみると(^ε^)♪…
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渡辺禎雄 (わたなべ さだお) 版画家 (1913-1996 )

1941年芹沢銈介氏に師事、


第一回日本民芸館賞、国画賞等多数受賞


日本キリスト教功労賞,国画会会員、版画芸術院会員、キリスト教美術協会会員


氏は10代半ばから職を転々としその後民藝運動の中で育まれた卓越した技法と

強い信仰心で聖書の中の物語を独自の型染版画で表現した作家です。


略歴と作風から清廉なイメージが浮かんできますが

「最後の晩餐」に鯛の尾頭付きを描き添えるなどというユーモラスな一面も持ち合わせていたそうです。


偶然にも、丸善丸の内本店 4階ギャラリーにて


1月30日(水)~2月5日(火)まで


世界に誇る日本の美と聖書の心の結実
生誕百年記念 作品集出版記念と題して


渡辺禎雄 型染版画展  が開催されるそうです。


あのナベサダ、もしくは先日亡くなった大島監督の阿部定くらいしか知らなかった私ですが氏の名前は世界的版画家としてしっかりと記憶に残る事になりました。



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