★兎の会 

 

こだまみわこ Kodama miwako 

服部朋子            Hattori Tomoko

矢野早月            Yano satuki

 

★2023年11月21日(火)~26日(日)

 午前11時~午後7時 最終日午後5時 

 

★ギャラリー銀座 1F・2F

 03−3541−6655(画廊事務所)

 東京都中央区銀座2−13−12 

 風通しの良い路面ギャラリーです

 1F 車椅子 ベビーカーでもお入りいただけます

 

★歌舞伎座・木挽町広場・奥エスカレーターより地上へ。右・京橋方向へむかい、2つ目の信号をわたって、QBハウスの角を右折。徒歩約3分です。

 

★A13出口より松屋デパートの前を歩き、ブルガリの方向へ一つ信号を渡る。わたってから直ぐ右折。マロニエ通りをずっと直進。昭和通りわたってすぐです。徒歩約5分です。

 

 

木版画のこだま みわこ さん、和紙造形の服部朋子 さん、優しい時間を感じる絵画の矢野早月 さん・・・それぞれ異なる技法と作風の3人の作家による【兎の会】秋の銀座で開幕です!

 


 

・北海道北見市出身、1991年から日高山脈をのぞむ平取町「沙流川アート館」(廃校になった川向小学校を改装したアトリエ・ギャラリー)を拠点に、作家活動を続ける版画家 こだま みわこ さん。武蔵野美術大大学院修士課程卒。)

 

【森や川を歩けば、エゾシカやヒグマの気配を感じ、渡り鳥の訪れにも敏感になる。雪や風、草花の芽吹き、暮らしの中で感じるひとつひとつが、作品のモチーフになり、ここにいる自分しか表現できないと実感できるのが、なによりもうれしい。】

(リンク先の北海道マガジンKAI 矢野あづさ textより 一部抜粋)

 

 

シナノキのベニヤ板に、手彫り、手刷りで制作された木版画。

 

自由、自然体、力強い素朴さ、自然の息吹やエネルギー・・・時を忘れて見入っているうちに、作品の中に入り込んでいる自分に会えるかも。調和も心地よい、独自の世界にぜひ。

 

・第21回鹿沼市立川上澄生美術館木版画大賞受賞【森の中】

 

 

・近年の個展のタイトルは「水のかたち・森のいろどり」「空の青・水の碧」「森からのたより」

 

『和紙の原料である植物の繊維『楮(こうぞ)』を自ら染め、漉く工程から手がけています。緑、ブルーなど自然からの色をうけとった染めの色が創る【自然との対話】を大切に、また、和紙特有の温かさ柔らかさを生かして制作しております。幾重にも重ねたマチエール(絵肌)の表情・・・会場で実際にみて、間近で楽しんでほしいと思います。』と語られる、服部 朋子 さん。

 

(国立新美術館 日展 工芸美術部門 『雪流れ』一部)

自ら染め、漉く 手漉き和紙

(横から撮影・和紙の盛り上がっている質感が伝わるでしょうか?)

2021年『雪流れ』第8回日展入選作品 

 

武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒。光風会 﨑長 史 女史(日本の和紙造形・和紙アートの第一人者)に師事。2018年 作品『雪晴の朝』光風会にて光風会会友賞受賞など。

 

 
・月、汽車、レール、雨粒、小鳥、少女・・・さまざまなモチーフが、優しい色あいの柔らかなゾーンと、明るい元気なゾーンに分けられて、共存し語り合う「一冊の絵本のような楽しさ」も感じさせてくれるご案内はがきの作品、矢野 早月 さん。
 
幾重にも重なる、少しずつ違う色と色・・・その色差の僅かな違いの表現に、エスプリを♪
 

銀杏並木もきれいに色づきはじめてきました。

芸術の秋

どうぞ銀座でゆっくりご高覧くださいませ。