★ 〜花をまとう、光をまとう〜 

藍形染着物・ガラス・神飾り・楽天花・銀細工 

 

★2023年10月3日(火)~5日(木)

11時~19時(最終日17時)

会期中無休  入場無料

 

★ギャラリー銀座  

03−3541−6655(画廊事務所)

東京都中央区銀座2−13−12 

風通しの良い路面のギャラリーです。

(車椅子などもお入りいただけます。)

 

★歌舞伎座・木挽町広場・奥エスカレーターより地上へ。右・京橋方向へむかい、2つ目の信号をわたって、QBハウスの角を右折。徒歩約3分です。

 

★A13出口より松屋デパートの前を歩き、ブルガリの方向へ一つ信号を渡る。わたってから直ぐ右折。マロニエ通りをずっと直進。昭和通りわたってすぐです。徒歩約5分です。

 

 

藍形染の名和絢子さん、ガラスの藤保奈緒さん、ボウシ デザイナー Ruu Ruuさん、ミコランジェロ 和紙と革の装飾 artの砂田美紀子さん、そして、企画・銀細工/「神話と植物の物語」の乾裕子さんによる、芸術の秋のスタートにふさわしい 5人展です。

 

☆11時〜19時 最終日5日は午後5時までの開催。

 

海外からは、ジャパン・ブルーともよばれる藍染。

 

 

作家の名和絢子さんは、日本を代表する染色家の歴々に師事。鍛錬を積みながら自己の作品に投影し「新匠工芸会展」にて発表・入選を重ねてこられました。

 

 

〈藍形染着物〉

名和絢子    Nawa Junko さんプロフィール

 

1980年代半ば、旅先で見た京都の〈草木染〉に感銘をうけ、染色に惹かれる。やがて〈辻が花〉を学び、その後、山崎青樹氏の草木染の工房に通って、ご子息の山崎和樹氏より知識と手法を学ぶ。

 

1995年から重要無形文化財(人間国宝)である故・松原定吉氏の松原染色工房へ通う。およそ20年にわたり松原與七氏に師事、〈長板中形 藍形染〉を学び、主に着物を制作。

「新匠工芸会展」にほぼ毎年出品して、入選を繰り返す。作品は京都市美術館、東京都美術館などで展示。

 

作品『秋の山里』より

 

・染の技法『長板中形(ながいたちゅうがた)』

 江戸浴衣にも。

・松原染色工房 東京新聞記事より

 
・自宅や工房の庭に咲く草花をスケッチして、その画を彫った型紙による藍染作品は、軽やかで穏やかな風のふくような雰囲気を有しています。会場でぜひ♪
 

 

〈ガラス〉

藤保奈緒 Fujiyasu Nao さんプロフィール


1993東京ガラス工芸研究所入学、1994卒業。
吹きガラス科にて一年学んだ後、グループ展、百貨店のクラフトフェア出展、ギャラリーにて委託販売など作家活動。
1997年マサチューセッツアートカレッジの吹きガラスアシスタントを経てアメリカ語学留学。帰国後、他の仕事をしていたが2019年からガラス制作再開。最古の硝子鋳型技法であるパートドヴェール技法を学び始める。

 

・パートドヴェール技法は、ガラスの粉を型に鋳して・・・半透明なガラスの醸す、やさしく繊細な魅力を♪

 

〈ミコランジェロ〉造形作家

砂田美紀子Mikiko Sunada さんプロフィール

 

 

広島県生まれ。1991年より、鎌倉の自然の移ろいを感じながら、モノ作りを。家近くに生える自然の素材や、瓢箪、和紙、布や、海辺の流木、貝などでの造形作品。絵画や陶芸も手がけ、毎年個展やグループ展で発表。

 

『最近は、和紙の花[楽天花]と革のアクセサリーが主になってますが、素材や制作方法にこだわり無く、これからも、自分の自然の流れで思いつくまま創作して、見ていただいた方の心に、パッと花咲く様な作品を作りたいと思っています。』

 

・自然の持つ力を自在に『異素材の幸せな出逢い』造形美とパワーのある作品を銀座で♪

 

 

 

RuuRuuルウ光野さんプロフィール

ボウシ作家・クリエイター・デザイナー・プロデューサー

 

京都生まれ。ファッションデザインを学び、古川雲雪にファッションイラストを学ぶ。東京ファッション企画デザイナー、お菓子のハニーCo.Ltdにてセレクターを経て

1977年  フリーのスタイリストへ。
1979年  自らの心のルーツを確認するべく、インドへ渡り、

1986年  スペイン移住。ヨーロッパ、モロッコを旅しながら、糸からのボウシを創り始める。
1988年  東京・千駄ヶ谷でアトリエRuu Ruuをオープン。
帽子のほか、ミュージシャンの衣装を制作。


<衣装を手がけたおもなミュージシャン>
忌野清志郎(RCサクセション)、ボ・ガンボス、金子マリ、AURA、BUCK-TICK 、Kusu Kusu、You (フェアチャイルド) 、アンジー、ブルートリップ etc.

 

 

 

・稀代のロックスターRCサクセション忌野清志郎さんの衣装・デザインを Ruu Ruuさんが手掛けたことも。ボウシの原点・ベレー帽も多彩に♪

 

 

〈企画・銀細工/神話と植物の物語〉

乾裕子 Yuko Inui  さんプロフィール

 

ライターとして連載エッセイ〈神話と植物の物語〉を、資生堂のウェブサイト「花椿」にて執筆。(2019年:南イタリア紀行編、2020年:北イタリア紀行編、2021年:ベルギー紀行編) 

 

 

(幼少期には、宝石職人の祖父の仕事部屋を、魔法の部屋と思っていらっしゃったそうです。)

 

大学仏文科卒業後に航空会社勤務の傍ら、彫金を習う。シュルレアリスム、美学を専攻し、また海外の美術や文化に浸ったことが思考・志向を養う。

 

 ダンス、能、竪琴などさまざまな創造活動を通して、美(宇宙、自然、芸術)と精神と身体の関わりを探求している。

 

 ギャラリー(資生堂ザ・ギンザ・アートスペース)・キュレーター、エディターを経て、ホリスティック・アロマ・ハーバルセラピスト。季節のお茶会や、朗読会などを企画・主催。ヒーリングハーブズ&アロマテラピーLA'A LEA(ラアケア)主宰。

 

・Instagram

 

 
・エッセイ内の、異国の空気を自然に伝えるお洒落なフォトも、乾さんによるもの。〈神話と植物の物語〉というテーマで、植物を銀化してアプローチしたシリーズも。
 
 
火曜日から木曜日の3日間の開催です。
秋のはじまり・銀座にどうぞおでかけくださいませ。