★愛媛県今治市より あづま市 展
★2023年1月27日(金)〜30日(月)
1月27日(金)12時30時〜18時
1月28日(土)29日(日)11時〜18時
1月30日(月)11時〜16時
★ギャラリー銀座
03−3541−6655(画廊事務所)
東京都中央区銀座2−13−12 1階
段差一段のみのバリアフリー 入場無料
★歌舞伎座・木挽町広場・奥エスカレーターより地上へ。右・京橋方向へむかい、2つ目の信号をわたって、QBハウスの角を右折。徒歩約3分です。
★A13出口より松屋デパートの前を歩き、ブルガリの方向へ一つ信号を渡る。わたってから直ぐ右折。マロニエ通りをずっと直進。昭和通りわたってすぐです。徒歩約5分です。
『梅(むめ)一輪 一輪ほどの 暖かさ』
(松尾芭蕉の弟子 服部嵐雪 寒梅を詠む句より)
銀座からほど近くの浜離宮恩賜庭園の梅も咲き始めました。
大寒も過ぎ、寒さの中にも少しずつ新しい春の訪れを感じる季節・・・
(しょうざん 訪問着)
近年、インクジェットプリンターを使用した着物(ハイテクキモノ、ハイブリッド友禅などの名称)の普及により、着物の作り方が変化してきました。
従来の日本文化の継承・品質の高い着物づくりは、作り手の高齢化、逝去、原材料の品質の安定確保、工房周辺の環境(排水、騒音)などへの配慮から工程の見直しの必要性(今までと同じ作り方はできない)、匠の技ゆえの後継者育成の難しさなどもあり、銀座の呉服店でも『本当に良いもの』を街中のショーウィンドウで気軽に見かけることは、年々少なくなってきています。
次世代にも繋ぎたい日本の美・・・
(千總 訪問着 仮絵羽)
風景画のようにみえるこちらは、ぬれ描き友禅、無線友禅と言われる手法の染色。ぬれ描きというのは、濡らした生地に絵筆などで模様を描く(より手間と技術が要る)手描き友禅染です。糸目糊の白い輪郭線がないため、色の重なりや、にじみの余韻が美しく叙情的な絵画のよう。
日本の伝統を繋ぐ、染と織りの着物
京友禅、加賀友禅、江戸(東京)友禅の三大友禅
(大彦 黒留袖)
江戸小紋、純泥大島紬、白大島・・・
明るいグレーの色無地 唐織の袋帯と
置賜紬、牛首紬、郡上紬、塩沢紬、結城紬・・・
(縞の結城紬 いざり機)
琉球紅型、読谷村花織・・・
ペパーミントグリーンで爽やかに♪
創業250年の銀座越後屋さんが手がけられた、高級リサイクル着物の専門店 今昔『甚右衛門』(神楽坂・人形町店)も数年前になくなり、実店舗のある目利きのリサイクル・リユースのお店は希少。
愛媛県今治市共栄町を本拠とする、きものショップあづまさんは、2013年より銀座の画廊(銀座ふそうぎゃらりー、中山画廊)で定期的に展示を開催してこられました。以前のスペースの運営終了により画廊を移しての開催です。
千總 小紋 はんなりにもモダンにも♪
着物デビュー(初心者向け)プチプライスコーナーも充実。
ギャラリー銀座は、足袋の老舗・(有)むさしやさんのお隣、風通しの良い1階路面ギャラリーです。
春待たれる季節、どうぞ銀座でお楽しみくださいませ。