★竹内康子 フランス額装展『街角で見つけた可愛いもの』

 

★2018年10月23日(火)〜10月28日(日)

 午前11時〜午後7時(初日23日は午後1時〜)会期中無休

 

★ギャラリー銀座 銀座2の13の12  2階  入場無料 03-3541-6655

 

★歌舞伎座・木挽町広場・奥エスカレーターより地上へ。右・京橋方向へむかい、2つ目の信号をわたって、QBハウスの角を右折。徒歩約3分です。

★A13出口より松屋デパートの前を歩き、ブルガリの方向へ一つ信号を渡る。わたってから直ぐ右折。マロニエ通りをずっと直進。昭和通りわたってすぐです。徒歩約5分です。

 

【フランス額装】”Encadrement”(アンカードルモン=額におさめること)という言葉を知っていらっしゃいますか?

 

日本では、額装店に作品ができてから持っていくことが主流です。そこで作品の表面が直接ガラスやアクリルに当たらないよう、作品よりも一回り大きいサイズに、窓をぬいた1〜2ミリの厚みの『額装マット』に作品を固定してから挟んで額縁におさめます。マットの色柄は選べますが、マットの窓の形や断面は、ほぼ決まった色や形(45度の白・正または長方形)。時にオーダーもありますが既成の額縁のサイズに合わせて仕上げるのが一般的です。

 

フランスでは、絵や写真、ポストカード、小物など、その作品のためだけに作られたマットをよく見かけます。そしてそのマットにピッタリの額縁を選ぶのがフランスの額装方法。おさめる作品にあわせた色や柄でくるんだり、窓の形を変えたり、窓の断面を太くしたり、直角にしたり、半立体的に装飾。その後、出来上がったマットを額装店に持ち込み、額縁をオーダーしたり、時には額も手作りしたりして額装を愉しんでいます。

 

(周りのカラーはすべて半立体的になっています。)

 

このフランス額装は、ゴブラン織り、カルトナージュなどと同様、フランス生まれの伝統工芸のひとつです。

 

 

神奈川県藤沢市でフランス額装とカルトナージュのお教室を主宰していらっしゃる竹内康子さん。2017年6月にはフランスの額装家キャロル・コンスタンティン氏の下で 額装テクニック「ラビ」を習得。フランス伝統の良いところを取り入れつつも『自由な発想で自分らしく楽しめるもの』をモットーに♪ 

 

異国の街角で見つけたポストカード、繊細な押し花アクセサリー、ペーパークイリング作品など「きれいだな」、「素敵だな」と感じたものを「作品(主題)」に、技法を駆使したオートクチュールの「マット」、最も似合う「額」が一体となった【フランス額装】日々の生活を豊かに楽しくする、約20点余を。

 

協力出展 ・足助久美子さん(水彩) 櫻井多美恵さん(botanical アクセサリー)増子祭喜生さん(ペーパークイリング)

 

 

会期中には簡単な手順で本格的なフランス額装作品が出来るワークショップも開催予定です♪(事前お申込み制・詳細は下記サイトで。)

 

作品を引き立てつつ、常に新しく、遊び心のあるマットのデザイン、色の組み合わせ、そして額縁とのバランス・・・アトリエ名でもある『色(Couleur)と柄(Motif)』を大切にした Art de Vivre『フランス額装』の世界、秋の銀座で、どうぞお楽しみくださいませ。

 

・フランス額装とカルトナージュの教室 「Couleur et Motif(クラーエモティフ)」