ジュランソンワイン生産者共同組合の後は前日訪れたクロプサルのジャムのMarcさんが紹介してくれたベアネー唐辛子を作っているマルヌー家を訪れました。
マルヌーのベアネー唐辛子は鮮やかさに深みと立体的な艶やかさがあり、太陽の匂いと熱、生命力の色素と味を信じ難いほど長く保ち続けます。
高額なエスペレットペッパーでも、実は熱風で手っ取り早く乾燥されたものは数ヶ月後には白く色褪せて辛みも風味も落ちてきます。
でも、マルヌー家では:
二月に種を撒き 初夏に植え替え、晩夏から初霜の降りる頃にかけて収穫。最適の低温と風通しの環境を整える。
マルヌーの家の人たちは最低限4週間、或いはそれ以上の手間を掛けて完璧な自然乾燥の状態に仕上げる。こうして唐辛子の乾燥が整ったら一房づつ手で開き種を除く。更にもう一手間、ブナの木の炎と煙を操ったスモークとプレーンの二種のルビーの角、アンリ四世の故郷ベアーンの唐辛子、ピモン・ベアネーを誕生させる。 そして丁寧に刷って唐辛子の粉が完成します。
私たちは偶然にも一つの縁から完全天日干しの素晴らしい唐辛子と出会ってしまいました。ベアネー唐辛子ナチュール(プレーン)とベアネー唐辛子の燻製、それにベアネー唐辛子のオニオンコンフィ(Confit d’oignons au piment béarnais fumé )にです。
ナチュール(プレーン)は、控え目で心地好い刺激とドライトマト、パプリカ、サフランを彷彿とさせる芳しさ、フルーティーな甘みと仄かな酸味の爽やかさ、可憐な佇まいと均整のとれたプロポーションが特徴です。
ベアネー唐辛子の燻製は瓶の蓋を開けると燻製の芳香がします。
甘やかさをほんのり残しつつ燻された紅の八塩の辛みが気風好く尖んがって食欲と料理への創作意欲を刺激します。
いつもの献立をプレミアムプレートへと昇華させてくれます。ベアネー唐辛子のオニオンコンフィは玉葱のコンフィの甘さと唐辛子の燻製の辛みが合わさり、お肉のソースやスペアリブの付けダレにしたり、チキンナゲットに付けたりなど使い方はいろいろできて便利です。素材の旨さを引き出してくれます。
唐辛子にはスパイス容器入りのもあり使い勝手に応じて選べます。
マルヌー家の方達とクロプサルのMarcさんとで素敵な出会いにシャンパンで乾杯!
このベアヌー地方の手作りおつまみでもてなしてくれました。
これらの唐辛子をいろんなものに振りかけて楽しみたいと思います。








