前回の続き。前回のお話はこちら↓をご参照ください。

 

 

 

ドラゴン桜、桜木先生といいとこ勝負な気合いで

「あと3ヶ月娘にください!!!!!、絶対になんとかしますからーーーー!!!!」

と担任の先生にかなり一方的に啖呵を切ったパパ。

家に帰ってもすすり泣いている3年生の娘の横で何やら新聞を凝視している。

 

「これだ!」

 

何かと思いきや、彼は新聞の案内広告欄で見つけたミスKというシンガポーリアン家庭教師にその場で速攻電話をかけ、「週3回、娘の算数を見てやってください」。

 

えぇぇぇ!?

当時小学3年生の娘は某大手の塾に3教科すでに通っている上、ピアノに日本語、中国語の塾に家庭教師。すでにいっぱいいっぱいで友達とゆっくり遊ぶ時間を確保するのも難しいっていうのに、この上さらに週3で算数の家庭教師って一体。。。正気の沙汰ではない。私は彼に猛反対した。「これ以上習い事増やして、どれも中途半端になるし、何より娘の心が折れちゃうよ」「私も数学大の苦手だったし、苦手なことを無理やりやらせるのはどうかと思う」

しかし相手は中華系シンガポール版桜木先生。私が何を言っても全く響いていないようだった。私と娘の気持ちは激無視で早速ミスKはその翌日から我が家に来て娘を教え始めた。

 

ちなみに、その広告欄にあったミスKの欄には、

「math tuition, Ms K, PSLE, Olevel, Alevel, 電話番号」

これだけ書かれているだけだった。写真も経歴もキャッチコピーも何もない究極のミニマリズム広告、雇うにあたり何が彼の中で「これだ」と確信を得るまでに惹きつけたのか今でも謎である。

 

ミスK、180センチはあるだろう長身。横にもとても大きい。短パンにTシャツで現れたそのど迫力ボディーに鋭い眼差し。娘が萎縮しているのがありありと見てとれた。

ニューヨーク大学を卒業したということだが、真偽のほどは誰も分からない。が、とりあえず彼女の指導を試してみることにした。

 

 

長くなったので今日はこの辺で。そして次回その3に続きます。

 

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謎のミスK、しかし今となると彼女のいくつかのアドバイスは現地校を深く知っているからこそできるものだったことがわかる。そのあたりのこともおいおい書いていこうと思います。