〈第四話・平和記念公園編〉
来た時とほぼ同じ道を、今度は15分位で元安橋迄戻ります
ただ、広島城に居た頃にようやく晴れ間も見え始めていた為、少し汗ばんできていました
元安橋を渡ってすぐ、右側にTV等で良く見かける原爆の子の像が有ります
原爆の子の像
原爆で亡くなった全ての子供達の魂を慰める為に、国内外からの支援を受けて昭和33年に完成した像
写真では分かり難くて申し訳ありませんが、内部に鐘と金色の鶴が吊されています
また折り鶴ブースの折り鶴も、国内外から毎年多くの折り鶴が寄せられているそうです
原爆の子の像を通り過ぎ、そのまま公園の先端部方面へ歩きます
平和の鐘
鐘の表面には、国境の無い世界地図が描かれています
そして勿論、誰でも自由につく事が出来ます
先端部より碑や塔及び像等を見ながら、再び公園中心部へ
平和の灯(ともしび)
前面と側面で整備作業をしていて正面から写真が撮れませんでしたが、この灯が弥山霊火堂の「消えずの火」から分けられた灯で、昭和39年点火以来、火種を絶やさずに燃え続けています
また台座の形は、手首を合わせて掌を空へ広げている姿をイメージしているそうです
原爆死没者慰霊碑
公園の中央に建てられました
写真でもお分かりになると思いますが、原爆犠牲者の霊を雨露から守る為に設計された埴輪型の碑の中に、「平和の灯」と「原爆ドーム」を見る事が出来ます
平成26年8月6日(去年です)時点で中央の石室には、29万2,345人の原爆死没者名簿が納められているそうです(毎年追加)
ご冥福をお祈り致します
平和記念公園 案内図
この日は7月23日でしたが、既に8月6日の記念式典に向けた準備がされていました
〈第五話 に続く〉