〈プロローグ・後編〉
行きは、東京駅(とは言っても駅から少し離れた場所)から夜行バスです
東京駅の中長距離バスターミナルは、数社のバス会社が共同で運用している様で各方面に向かうバスが次々と入線し、乗車待ち客数も流石に多いです
しかし残念な事に、こちらのターミナルはビル内にあるわけでも無く、待合室もありません
ただベンチ数基と、それを囲む壁が有るだけです
この日は雨が降っていませんでしたから幸いでしたが、雨が降っている場合はちょっと辛いかも知れません
せめて待合室位は完備して欲しいものです
とにかくも、予定通り23:30分に東京駅バスターミナルを出発、新宿駅バスターミナルを経由して途中休憩を挟み、朝6時頃仙台駅東口に到着しました
夜行バスを利用するのは初めてではありませんので予想はしていましたが、やはり眠る事は出来ませんでした
仙台駅東口
東口は今、駅ビルを作っている様です
仙台駅西口(これは午後に撮った写真)
七夕祭りを行うアーケード街等、繁華街は西口に有る模様
東北本線下り電車が25分程して発車する為すぐにホームに向かい、仙台駅から50分程で白石駅に着きました
駅前広場に有る「時の鐘」?
駅から蔵王
雪が残っているとは思いませんでした
白石駅に着いてからバスの乗車時刻迄、更に50分程時間が開いてしまったのですが、次の電車ですとバスに間に合わない恐れがあった為、仕方ありません
また、食事をしたかったのですが立ち食いそば屋さんも無く、後で食べようとコンビニでオニギリだけ買っておきました
今回行った施設は、山奥に有ります
それは、近くにダムが在るという事からも想像出来ます
前編でも書いた様に、この施設へ行くバスは火曜日と金曜日の(白石駅を)朝7:58分発と13:35分発の2便だけです
そして施設からバスで帰って来るには、その(白石駅を)13:35分発のバスが施設前を通る時に乗らないとなりません(実は、この計画が失敗の元でした)
バス路線は、市街地を除きフリー乗降区間(バス停が有る所もあり)となっており、乗車時にその施設で降りたいと言っておかないと、自分では降りる場所が分かりません
また、帰りも何時位に何処で待っていればいいのか降車時に聞いておいた方が良いです
このバスは、マイクロバスではなく普通の大型バスでしたが
『こんな所を走るのかよ!?』
と、びっくりしてしまう様な山道や農道の様な道を走って行きましたw
多分、蔵王山(車中から)
バスが通って来た道
そして、鎌先温泉や弥治郎こけし村等の観光地を巡りながら、50分弱掛かってようやく辿り着きました
今回の目的地「蔵王キツネ村」です
〈第一話 に続く〉