「天女の羽衣伝説」
これって話がいろいろありますよね。
羽衣を返さない漁夫と夫婦になったとか、死んじゃったとか、天に帰ったとか。
私が好きなのは能の舞台でみれる「羽衣」。
天女の舞を見せてみろ!という漁夫に、「羽衣」をかえしてくれないと舞えないというと、
「羽衣を返してしまったら舞わずに天に帰ってしまうのだろう」と・・・。
すると天女は、疑う心は人間にだけあるもので天のものにはありませんと告げます。
実際、羽衣をかえしてもらった天女は歓喜の舞をみせ、天へとかえっていきます。
能舞台で見るとちょっと感動ものです。
それに「疑う心は人間にだけ」というのがグサッときますよね。
あーあ、いやだいやだ。
さて、そんな羽衣の舞台が静岡県の「三保の松原」です。
ここに、天女の羽衣がひっかかっていた松があります。
「羽衣の松」です。
←海をバックに、
しかし、この松、私が子供の頃、見たときとは別の松のようでした。
古木になっていました(そりゃそうか)。
三保の松原はきれいな海がひろがっていて、
本当は富士山が見える場所・・・だけど、また見れなかった。
おまけに暑くて暑くて暑くて・・・。
お土産物屋さんに「静岡おでん」の文字があったのですが、
「この暑さで食べる人いないだろうな」と思って通り過ぎました。
駐車場のところのお土産物やさんには「うぐいす冷茶」があり、
それが美味しくて美味しくて!生きかえりました。
しかし、お土産物屋さんは全部ノーエアコン!
こちらはNEW羽衣の松。
「羽衣の松」のDNAを継承する若木を育ててるようです。