昨日の夜、日本テレビで放映されてました、
吹替え版の「007 ダイ・アナザー・デイ」
007の中でも傑作だなぁと思います。
私の中でのボンドはやっぱりブロスナンだし。
でも、やっぱり、カッコイイんだけどさ、
かなり歳とってましたねー、
この頃のピザース・ブロスナン。
筋は、
北朝鮮の穏健派のムーン将軍の息子、ムーン大佐が、
ダイヤモンドの不正調達や武器商人として動いているのを、
ボンドが抹殺したのだが、
ボンド自身は捕まってしまい、
ムーン大佐の側近で中国のスパイを3人殺したザオと交換になり、
殺しのライセンスを剥奪されるところからスタート。
それから中国スパイを味方につけ、
ザオを追い、ハル・ベリー扮するアメリカのスパイと会い、
DNA遺伝子をかえて別人になった、
実は生きていたムーン大佐とザオと会い・・・、
といった内容です。
子供の頃だったら(いや、今でもかな)、
絶対欲しい、凄い時計や指輪、消える車など、
スパイ映画らしい凄いものがいっぱい出てきます。
国も北朝鮮から香港、キューバ、イギリス、アイスランドへと
あちこちをブリティッシュ・エアウェイズでひとっ飛び!
いろいろなシーンに過去のボンドシリーズのオマージュ?的な要素もあり、
楽しめますが、
北朝鮮と日本と中国の区別があまりついていないのかなー?と
疑うようなところもあり、アジア人としては悲しい気もします。
ただ、
現在の世界情勢を考えるに、
娯楽大作ならではなおのこと、
これからは、仮想敵国に「北朝鮮」を出すのではなく、
そんな国実際はありませんよー!的なものを
使ってほしいなと思いました。
昔はアメリカVSソビエト連邦だったけど、
なんか娯楽でそういうのって怖いよね。