昨日のはなまる旅館の筋は御伽噺でした。
家のことは妻にまかせきりで、
妻のことも家政婦扱いのような夫。
その夫が定年してずっと家にいる。
そんな夫に我慢しきれなかった奥さんが、
いきおいで出席したお見合いパーティーで、
知り合いの付き添いできていた大吉(西田敏行)に会い、
そのまま旅館に泊まりにくる。
最初は大吉に恋したかとまわりはやきもち。
そのうち既婚者だとわかり、
状況を理解した大吉は、夫のもとへ。
夫に追い返されたり、
夫が妻のもとにきてケンカになったり、
すったもんだの後で、大吉と夫は居酒屋で飲みまくる。
夫は妻に感謝してないわけではなく、
なんでもかんでも口にしなくてもわかるだろうといった態度。
居酒屋の女将さんに「感謝の言葉が欲しいのが女」というような
ことをいわれ、また翌日の花火大会のことを思い出し、
大吉が一計を案じる。
花火大会で、
夫は妻のために花火をあげる。
そのときにはじめて感謝の言葉と愛を伝える・・・。
めでたしめでたし・・・。
てなことになるか?
熟年離婚のパターンでしょ、これって。
いままでおしゃれしても、髪をきっても無視で、
「お茶」「めし」とかしか言わない男に、
それもそれをすぐにしないと
「聞こえなかったのか?」と怒鳴る男に、
「あいしてる」とか「ありがとう」とか言われたからって、
急に涙を流して復縁しますー?
っていうか、そんな男が離婚届つきつけられただけで、
急に花火大会で「あいしてる」とか叫べますー?
ありえない・・・と思っちゃいました。
まー現代の寅さん的なドラマで好きなんですけどね。
今回はあまりにも無理のありすぎる筋で・・・。
辺見まりさんの演技も・・・でした(苦笑)