プロデューサーが役所広司なので日本が基本お金を出してヴェンダース監督に撮ってもらったのかもしれない。
 
これは深いなあ。観る価値はあるとおもうねえ。
 
この平山という男(おそらく年金はもらっているのだろう)
人との付き合いが嫌になって言葉をあまり発せず、どんな仕事をしているのかもおそらくバーのママにも言わずトイレ掃除人が適所であるとしてこの仕事に就いたのだろう。
TVも風呂もないアパートで盆栽(買うのではなく自然のものを植えている)と木漏れ日写真を白黒フィルム写真で撮り続けている。(いらないプリントを破り捨てるのは勿体ないと思うが。)
 
三浦友和とのシーンで影を2つ重ねると濃くなるかというシーンで役所広司が同じ濃さのはずがないというのは彼の受けてきた何かの仕打ちの事を言っているのだろうと思ったが自分には理解できず。
 
 
 
ダウン症(っぽい)少年を冷たく追い返すシーンも難解だった。(知恵遅れ少年の芝居がリアルでいい)
 
研ナオコ(一瞬)や安藤玉恵(この人は結構映る)など有名俳優が結構でていて楽しい。
 
 読書は朝起きて前の晩に読んだところまでを再確認してから、歯を磨く。
 
 
自分も基本毎日同じような行動をして終わっているので
この平山とあまり変わらないような気もするなあ。
 
浅草駅地下の銀座線出口にある昭和レトロな焼きそばやは昔良く行っていたが映画では呑み屋になっていて、2件別々の店を同じ店として撮影されている。DVDショップは誰も買っていないように見えるがいまもある。ここをロケ地に選んだ人はすごい。
 
 
 
 
この映画は珍しくスタンダードサイズであったので
このTOHO新宿6番のシネスコ時(書いていないが)横11.0mは半分ほどしか使われていないので5.5mほどだと思う。
上下はめいっぱい上映されていたので4.6m近くあったはず。
 
配給会社はビターズエンド(韓国映画パラサイトの配給元これが大ヒット)で、新宿のような大都市でもTOHO新宿1件のみであり(このような話題作なのにおかしいとはおもわないだろうか?)、TOHOシネマズは経営体制の一部を是正したと発表したがこのおそらく「TOHO以外にも同時に配給するならうちでは上映しない」(おそらく)は変えていないのだろうなあ。豊洲のユナイテッドシネマではやっている。

今日のニュースだが実際にはこういう争いもあるのだろう。ちゃんと掃除できていないとか。しかしながら病院で暴行とは。