5月に入り特にひどいと感じるが隅田川の近くの東京都台東区(海などは一切ない)

でなんとウミネコの被害が続出していて特に田原町や蔵前がひどい。

理由はおおよそわかる。

狭い場所に14階建て以上のやや高いマンションが多く建て続けられていて

そういった場所の屋上のタンクや室外機の下、ベランダなどにウミネコ(カモメ科)が巣作りし増えているというのだ。

 

通常は海岸沿いの岩場などに大量にいるが台東区のマンションのほうが安全でえさもあり(スナック菓子

なども大好き、とくにかっぱえびせんのようなもの)子育てしやすいらしい。

 

今月に入っては20羽くらいが群れを成して飛んでいる。

こえはまさにうみねこのそれだ。

被害というのは夜中のウミネコの声と真っ白いフン害だ。

車が真っ白になるほど大量の糞が空から。マンションのベランダに干した洗濯物も

同じ目に。

 

昨年まではこんな光景は見たこともなかったがマンションのみならずアパホテルのような会社も狭い土地に高い

ビルをたてているのでそれが岩場のような役目を果たしさらには

雨さらしではなくもっといいというのはわかるが。

 

こんな蔵前のような場所がおしゃれなところだなんてどこかの広告会社が作り出した虚言からはじまった

妄想である。私はこの界隈でもう36年も働いているのだ。

知識の薄い人がここは電車のアクセスがいいからなどとマンションを購入し続けた結果がこのウミネコ

被害なんだ。

 

これは人間がひき起こしたものだなあ。

もはやどうにもならないぞ。

 

映画でいったら「ゴジラ対ヘドラ」に値する

 

人間が利益をたくさん出すためにマンションを作り続ければこういうことも起こりえる。

なんともおろかだが屋上にウミネコがこないように針を溶接するにも限界がある。

 

どうにもならんぞこれ。ゴジラは来てくれないし、野鳥は捕獲できないし。