映画館、「男はつらいよ 旅と女と寅次郎」で佐渡の話はあったものの当時はおそらく映画館はあったのだと思うが
大体ロケ地には小型の劇場しかなかったり、今みたいに情報がなく、撮影の事実をしらない人もいたかもしれない。
(マー渥美清がくれば相当な話題にはなると思うが、寅さん13作目オープニングは大船からほど近い横須賀の長井という場所にある熊野神社で撮影されたときも自分は横須賀市民だったがもちろん上映されてもそれを知らずにいたからまー当時はそんなものだったかも。)
 

 
 
 
映画を見ている時間はなかったのだが写真だけでもとろうと
外から覗いていたら中を見てもよいと女性館主が言ってくれたので見させていただいた。
現在はまだビクター製のプロジェクターによるDCPデジタル上映のみが可能であるっぽい。
スクリーンは下も黒幕が広がるとのこと。
 
民家をそのまま劇場にしたものである。
 
福島県出身で元々がポレポレ東中野に勤めていて、やめてからこちらに移住してきたとのこと。
 
当日はTWINの配給作品をやっていたが、東宝作品などはまだ配給はしてもらえないと。
上映したい作品は多数あれど配給してくれなくてはできないので、どうしても小さい配給会社の作品が主になってしまうと。
 
自分は思ったことを実行してしまう馬鹿と女性館主はおっしゃっていたがなかなかここまではできないよなあ。
まーすごい人ではあると思ったな。
 
パンフも売っていた。観光客は観ないだろうから地元民に来てもらえないとねえ。
 
松竹の「峠」はやっていたみたいだから佐渡の寅さんは既にやったのかもしれない。
 
 
 
35ミリ映写機1台と大型リール。まだ使っていないのか、ときどき使っているのかは不明。
 
90分程度の映画ならリール1台でもかけられる。
映写機には上映用のレンズが3個見える=回転式で画面サイズ3種に対応(スタンダード、ヴィスタ、シネスコである)
 
 
16ミリ映写機と旧タイプのイノセというメーカーの35ミリ映写機2台が置いてあった。クセノンランプのものだがもうクセノン
の金属棒が手に入らないようにも思ったら下のガラスケースにおいてあるう。