これらの作品については以前も書いたかもしれませんが、

感慨深いものがあります。

 

とにかく17歳だったおいらは同じ年頃の

クリスティ・マクニコル、テータムオニール、マットディロン

などヤングスターのでる米国映画が大好きだった。

 

とくにこの作品にはその3名全員が出ているのだ。

はっきりした理由はわからないが上記の2作、通常ならば

「世界崩壊の序曲」がパンテオンミラノ、リトルダーリングは少し小さな渋谷東急、

東劇で上映するのが当たり前であったがなぜこうなったかはなんとなく予測が。

「世界崩壊の序曲」があまりにもしょうもない作品で「リトルダーリング」のほうがお客が入るのではと思ったからだろう。

 

実際には「リトルダーリング」をまず最初に東銀座の松竹セントラルで2回見たみー坊。

大感激したもののあまりお客はいなかった。なんとなくアメリカンスクールと日本の高校とのあいだに大きなヒエラルキー(ドイツ語でヒエラルヒー、英語だとハイアラーキーと発音する)を感じるからであろうか。ただいくら米国のハイスクールのサマースクール(お金を払って親が夏休みに子供をキャンプ等に行かせる)でもゼリーを投げたり食べるためのパイを顔に擦り付けたりするだろうか?見ているときは本当にヒエラルキーを感じた映画だった。あっちはうんと進んでてうちらはうんと遅れていると。

 

 

そのあとで自分はさらにリトルダーリングのセリフを覚えたかったのか「世界崩壊の序曲」を見たかったのかこの2本立て(おいしい2本立てであるが配給会社が同じなので当たり前にこうなる)をまたまた今度は地元の横須賀東映パラスでも鑑賞するも見に来てる人は少なく、米国人がすこしみてる程度だった。

 

先ほどのヒエラルキーの話ではないが「世界崩壊の序曲」もまたハワイの話でハワイにいる日系アメリカ人はバカであるという描写が多々描かれる。日系人は噴火のほうに逃げていき

ポールニューマンは「そっちじゃない!バカ!」と怒鳴るのだ。このようなシーンを入れる理由はやはりハワイで商売に成功している日系人に対する気持ちの現れなのだろう。

 

 

 

 

 

 

https://youtu.be/-lnafyl8yq8

2年ほど前のクリスティの映像がアップされているので貼ります。

ちょっとおばはんくさくなっちゃったなあ。

 リトルダーリングんときゃ、最高にかっこ良かったなあ、リーバイスのジャケットとジーンズで