先日亡くなった石浜朗(いしはまあきら)さんの出演作で

この角川映画+東映=「悪魔が来りて笛を吹く」の事を少々かこうと思う。

 

①映画がやや長い。途中から主人公が宮内淳でややよわい。

②話が込み入っていて面白いとは言えず〈近親相関ものが基本)

③西田敏行が金田一をやっているが戦後すぐの設定でまだ闇米や雑炊屋(横溝正史が扮する)がいる時代に(昭和22年頃)あまりにも太っていると思うのでややおかしい。

さすがにメロンはいくら華族でもたべていなかったんではなかろうかなあ????

 

石浜さんは鰐淵さんとのベッドシーンもあってまだ40代だったのだと思われる。

 

この作品の監督は斉藤光正(さいとうこうせい)という人であり

一橋大学卒でこの作品の後で角川映画「戦国自衛隊」で大ヒットを作った人である。

こっちは文句なく面白い。

 

 

この「悪魔が来りて笛を吹く」は東映洋画系だと思い込んでいたが東映邦画系で1本立てロードショーだったようである。

ポスターの悪魔の人形がリアルでね。映画の冒頭の砂丘のシーンや宣伝にも使われていた。

 

音楽はいまだに忘れられないメロディーである。