新装開店の丸の内ピカデリー1、2。ピカデリーのロゴも新宿のそれと同じそれになっていた。
今度は白を基調とした色になってトイレは最新で真っ白だった。
劇場そのものの大きさはいままでと同じであろう。2階もそのままだが1階同様座席数が減っている。
この日本一の大劇場で最初に観る映画には相応しいイーストウッド作品。
この映画はイーストウッドの俳優人生そのものをカウボーイ(ローハイドの時の)に例えていると言ってもいいだろう。ミスターマネーメーカーと言われていた時代は1990年代までだがこの作品を含めてまだまだ稼げる俳優であるのだが、劇中ではいまはもう終わった老人を演じている。
ただボケずに91歳をすぎてもかっこいいなと思った。愛人でアウトローから何本も一緒に出演して暴露本も書いたソンドラロックは70歳で亡くなっている。
映画そのものはまー、こうはならないだろうというシーンが結構あるけど、これでいいのだろう。
パンフによるとダーティーファイターのときにきていた衣装をまた使っているとのこと。
監督はドンシーゲルだがイーストウッドのアルカトラズからの脱出のシーンで独房内で束ねた100本ほどのマッチでスプーンを溶接したり、扇風機のモーターで鉄格子を切断したりとあり得ないシーンがたくさんあったがあれに近いと思った。
ここ1は2階席に座れば音声はかなりいい状態で聞けると自分は思うのだがミー坊は基本1F席が好きなので(広いから)なんともはっきりはわからなかった。同じ映画を2回1Fと2Fでみたらよくわかるはずだがいまじゃ2回分払わんと。
1階のチケット売場は無人に。機械でできないひとは上に行くのかなあ?