https://toeitheaters.com/theaters/marunouchi/

 

 

丸の内東映1、2で旧作を上映中であった。何もこの時期に、

やらんでもともおもうけんど

(行きたい人が多いプログラムだが)

楢山節考(坂本スミ子版)や

武士道残酷物語(これがまたいい。三田佳子も綺麗である)を1のスクリーンで上映中だが

7/16までだと。(1だが1F席のみを使用のようだ=2回は別階段で行く昔のスタイルで現在では丸の内ピカデリー1・2がまだ残るこのタイプなので銀座には3つ残る)きっとがらがらでまー飛沫は安全なんだろうけれど。

 

楢山節考をここで見るというのはすごいことである。(フィルム上映とは書いていない)

 

見たい映画を最近やってくれないので1年以上いっていない気がする。最後にみたのは確か役所こうじの

残酷刑事もの。

 

これは1983年4月28日の読売夕刊

 

楢山節考は4/29のゴールデンウィーク公開だったんだな。

 

兎に角田んぼに赤子を捨てたり、山に自分の父親を投げ捨てたりという恐ろしいシーンが盛りだくさんの映画だった。(これはリメイクで元は田中絹代の主演)

これが全く同じ場所で同じ劇場で見られるというのはいまの日本ではすごいことである。

 

このあとも松竹で言うところの砂の器のような扱いで東映の新作「序の舞」との2本立て再公開

もあった。「序の舞」は金八先生にでてた名取裕子がハダカになったのだがあまりお集客できなかったのかなあ?

 

となりはピーター・フォンダが日本に来て撮影した「だいじょうぶマイフレンド」

撮影終了後か撮影前にフォンダが徹子の部屋に出たんだが(死去のときに追悼放送はなかったなあ)かけていたサングラスが「ダーティーメリークレイジーラリー」のときの撮影で使ったものだといっていたのを聞いたおいらは大コーフン。その時の日本人通訳の女性がたまたまダーティーメリーの映画の事をしらずにいたらしく通訳はされなかったんだ。こんな日本の映画には出てほしくない俳優の一人だが日本のバイク「タクト」のCMにも出てたりして日本にはよくきていたハリウッドスターの1人。