ここんとこ寅さんずいているのでまた寅さんもの。

随分と多くお客さんが入っているのだが丸の内ピカデリーではもう

今週から新しい映画になってしまうようだ。

イーストウッドのも1/17~はじまるし。

 

 

1978年12月20日朝日夕刊のこの広告

映画「寅次郎頑張れ+ワニと鸚鵡とオットセイ」がロードショー中に

なんと併映作品変更(松竹では当時こういうことはたびたびあり大体が砂の器か

事件 などの名作が多かった。

 

おいらの地元では横須賀名画座での上映だった(松竹作品は基本ここだが45席と小型すぎるんで映画好きは基本

日ノ出町にでるか横浜まで行って横浜松竹とかでみちゃうんだ。電車賃がかかるがずっと大きな画面で映画館という感じがするからね。横須賀ではどんなことがあっても松竹の邦画を一番大きな6F横須賀劇場でやることはなかった。やる場合はあくまでも洋画系公開だった東宝の影武者とかそういう場合のみだ。)

 

 

また銀座松竹では寅さんのみの1本立て(よくこうなっていた)また基本はこのように

銀座松竹(松竹セントラルの隣で建物は一緒)の地下に銀座ロキシーがあった感じである。今は大谷図書館

のはいるビル。

 

広告の中に金町映劇(かなまちえいげき)という映画館があるがこれは寅さんの柴又の次の駅(京成金町線)

に合ったっぽいが自分が仕事で金町にあった金型屋さんに行き始めた28歳ごろ(1992年ごろ)にはもうすでに映画館は金町には

なかったように思う。そもそもこのあたりに住んでいる人は京成ローザにいくか浅草まで映画を見に行っていたと思うのでね。

でも金町で寅さんはもろ地元だな。

 

1978年2月10日朝日夕刊では

名作「幸福の黄色いハンカチ」との2本立ての上、広告の

面積が幸福のほうが大きくなっている。

劇場は横須賀名画座のままだ。

 

よほど客の入りが悪かったんだろうかな。

このころは寅さん自体も(いまみるいとよくできているが)

マンネリ化で1部の常連にすら飽きられていたのかも。

 

幸福はすでに見た人でももう一回くらいいいだろうと思う

だろうからね。寅さんの新作と合わせてみて満足していたのだろう。

当時はこんな風にしても怒る人なんかいなかったんだよな。