珍しく外でお茶。
台湾の有名なお店の日本進出店らしい。
うまいねえ。

連休最終日は家のホームシアターでゆっくり映画。今回の作品は山田洋次監督の小さいおうち(ビスタサイズ)
録ってあっただけで見ておらずいい作品だとは聞いてはいたが。かなりの名作でうれしい。
寅さんと家族はつらいよのメンバーがたくさん。
松たか子の衣装が一体何着変わるのかが見もので10着以上はきていたはず。
すごい映画
あと、寅さんからの山田洋次作品常連だった
岡本まり(いなかっぺ大将でだいざえもんのガールフレンドの声もこの人)もでててびっくり。

 
⚫旧池袋文芸座

は千葉、埼玉、神奈川など、

近郊に住んでいる映画ファンなら行ったことがないという人は少ない有名大型名画座で

理由はいかずにはおられないという作品の上映が多かったからである。

いまだに行っておけばよかったなあと云う後悔がのこっている作品もある。

今建っている新文芸坐は同じ場所にあるが地下~2Fまではパチンコマルハン(ビル自体がマルハンビルで新文芸坐はマルハン

のパチンコマネーによって再建された)であり、現在の劇場は旧文芸坐の1/4くらいの大きさである。

 

旧文芸坐に行ったことのない人のために書くと、木製舞台上のスクリーンは湾曲はしていないものの

かなり巨大で座席は3F席まであった。最前列の足を延ばすと舞台に届くほど舞台と最前列は近く

人気席でだいたい埋まっていた。皆がそこを通ってトイレに行くものだから足を伸ばしていると通れなくなるのだ。

 

上映窓は3Fだったように思うんだが定かでない。(3F席は50席ほどだったと思うが3Fが何席あるといった資料はなかったと思う)

スクリーンのサイズなども当時は公開されていないからわからないがかなり大型であったんだ。

 

ここでおいらは劇場で初めて「ジョーズ」「宇宙からの脱出」「ダーティーハリー3」「大脱走」

「ダーティーメリークレイジーラリー」のようなすでにTVでみていた作品を初めて大型スクリーンで原語でみていたのであった。

 

SFやアクション映画がよく上映されていて文芸作品はあまりやっていなかったようにも思うなあ。

また「ピラニア」や「ハロウィン」のような超B級作品と当時言われていたような作品の上映も少なかった。あと邦画はやらず(地下の

文芸地下での上映だったので)

 

また「風と共に去りぬ」「十戒」「トラトラトラ」や「タワーリングインフェルノ」「ポセイドンアドベンチャー」のような超大作の上映も80年代にはもうなかったように思う。

ちょうど中間ぐらいの映画ばっかりだった。



 
●写真は1976年8月の雑誌ロードショーの名画座番組表欄
 
マッシュ
明日に向かって撃て
 
ペーパー・ムーン
ハリーとトント
 
未来惑星ザルドス
ローラーボール
 
ハリーとトントなどはロードショーがニュー東宝シネマ2での上映だったので文芸座の劇場やスクリーンのほうがずっと大きい状態での上映だったわけだ。2番館の方がロードショーよりも上映条件が良く安いというのは時にして起こっていた。
当時円も払って1本立てでシネマ2の小型スクリーンで見せられても不満だった人も多かったのでは。
スクリーンや劇場そのものが小さい
ということが観に行くうえで損であるというのが多くの人の考え方だった。同じ料金で画面が小さいのではね。
せっかく映画を見に来ているのであるから。地方はその代わり
2本立てであった。