●いまアメリカのTCLチャイニーズシアターのHPでスタートレック2カーンの逆襲の35年アニバーサリーだとかで2日間だけ上映があるというのをみておもいだした。

 

いまの新しいシリーズにはほぼ関心がなく映画もテレビも1本もみていないおいらだが、もともとはオリジナルのTVもみていて、すごく好きだった。

 

最初の劇場版1980年の「スタートレック ザ・モーション ピクチャー」はこれは絶対に渋谷パンテオンのスクリーンで観なくてはと初日2日目の日曜日にパンテオンに行った。

(スタートレック2は東宝洋画系に変わってメイン劇場は有楽座になったのでこれもここで2回観た。)

 

 

これは高校1年だったときに切り抜いてノートに貼っていた

パーシス・カンバータ(インド人女優でこの映画の重要人物)

が来日した時のインタビュー記事。

このノートは運よく無事取ってあったのだ。

 

 

 

●スタートレックの前に同じパンテオン系列で公開の、

当時大ファンだったクリスティ・マクニコル&テイタム・オニール

(自分は不良っぽいクリスティの方がテイタムよりも好きだった。英語ももごもごと聞き取りずらい話方をするがそれがまたアメリカ人ぽくってかっこよかったんだ。マット・ディロンとかそういう人もみなモゴモゴと話すので何回も聞かないとなんていったのかがわかりにくかった)

の「リトル・ダーリング」が松竹洋画系で公開されてこれは東銀座の松竹セントラルのビッグスクリーンで2回観た。

ポスターが超アメリカっぽくて部屋に貼っていた。

 

 

37年前の同じ時期なのでこの映画の関連記事も残っている。

サマースクールという言葉もまだ日本にはなくて、林間学校

の話とあるがそれもちょっとニュアンスが違う気がするなあ。

 

 

 

マクニコルが言う 「She is a He」あいつは男だよ(彼女は男だよ=男っぽい格好をしてる女子高校生をさして言っている)

という超わかりやすい英語表現をこの映画で覚えたのは間違いない。

 

13日の金曜日シリーズなどの

ホラー映画も含めてアメリカの高校ではサマースクールという

有料の子守サービスがあるというのは映画でよく解ったが当時日本ではサマースクールどころか、夏休みが40日間しかないので

到底、まねしようにも無理があったなあ。アメリカ人は夏休みが長くさらに土日も遊んで暮らしているのに、空母ミッドウエーの様な巨大ハイテク(当時はそう思った)戦闘マシーンを作れる技術をどこぞで学ぶのか?とか思っていたなあ。

遊んでばかりいる人間と遊ばないで勉強ばかりしてる人間もたくさんいるからというのが自分が思う理由だ。

 

この映画を観に来たんだと思うけど、米国人の女子高校生っぽい2人も観に来ていた。

 

劇中、太った女子高生が自販機でコンドームを買ったり、(こんなデブでもできるのか?と思った)自前の小型のビキニを皆が着ていたり

と到底日本の高校生とは比べ物にならない進み方だったよなあ。

 

リトルダーリングのエンディングソング(サントラなどは出ていない)

劇場で4回耳を澄まして聞いたけど、何と唄っているのかはよくわからなかったのが残念。ロッキーマウンテンの歌だったと思う。

(この作品はビデオが出ただけでDVDはでていないような??)

 

とにかく当時、鑑賞料金高校生¥1100を払って2本を観てから

地元横須賀の横須賀東映パラスで公開された二本立ては何と、

(東映パラスは洋画の公開予定がわかるのがけっこう遅いのだった)

 

自分にとってはとてもおいしい2本立てだったのでまた¥1100を払って観に行ったおいら。

 

スタートレックは特にパンテオンの湾曲大型スクリーンと横須賀東映パラスの小型スクリーンでは見え方やそのたたずまいが異なる。横須賀でみると、ややしょぼい感じがしたが規模やスピーカーの構造も違うので当たり前だ。そういうシュチュエーションをダサいなあ横須賀は・・・、と、とても軽蔑していたが、いまではそれが懐かしいとさえ思うなあ。

 

冒頭のクリンゴン艦隊が宇宙を進むシーンとJ・ゴールドスミスの音楽がとてもマッチしていて映画史に残る名シーンと思っていて

ときどき家のホームシアターでこのシーンのみを上映することがある。

 

●千葉のSF映画マニアは一時期仙台出張が多くあった時にわざと最新ロードショー作品を仙台のしょぼいロードショー館で観て、

都心での上映とはちがった雰囲気を楽しんでいたという。

特にスタローンの「デモリッションマン」をそういうところで観たときにはスクリーンの小ささがすごくいいと思ったそうだ。ただ仙台の

劇場しか知らない人はその差がわからないからね。なんとも思わなかったのかも。いまじゃTOHOのIMAXもある仙台駅前。

(おいらは丸の内ルーブルの大画面での鑑賞だった)