横須賀東映&パラス跡地である。撮影は2008年6月ごろ
昔は東映ビルという名だったので東映のものだったのだろうが今は変わっている。
右側にはデニーズが古くからある。
ここの近くの黒川スポーツという店で当時(1980年ころ~よくスニーカーを買っていた。)近くの西友の地下で食料を買って、もって劇場に入る。
ここの4Fが東映の封切館、6Fが東映パラス(後には東映シネマ2と名を変えた)があった。パラスは洋画の2本立て。
よく通ったものだ。今はライブハウスになっているらしいが、なかなか入る勇気がでない。
この写真で見える2枚の看板のところに映画の看板があった。1Fの窓のところで切符を売っていたが晩年は劇場まで直接あがったチケットを買うシステムになっていた。
パラスでは突然、封切ものとは関係のない、ちょい古映画を新作と併映したりする映画館だった。
驚いたのは都内でもやっていない「十戒」を突然1週間やったことがあって、ここで初めて観たのだが、こんなすごい映画だとは知らず、ポスターまで買って帰った。
さすがに長かったので1回のみ観て帰る。
「セントアイブス」や「2300年未来の旅」もここでロードショーとは全く関係ないときに観た。結構いい組み合わせがあったが割と好いている劇場だった。
「タワーリングインフェルノ/リバイバル」や「燃えよドラゴン/リバイバル」も初めて劇場で見たのはここだった。
超人気洋画はライバルの横須賀劇場に取られていたが、松竹洋画系は結構こちらがメインになっていたので、
「ブレードランナー」や「フライングハイ」「メテオ」「アルカトラズからの脱出」
なんかもここで観た。
「ドクターモローの島」は2回観た。
「アメリカンジゴロ」なんていうのも2回観た。
一番最後にパラスで見たのは「ミクロコスモス」という昆虫の話のドキュメンタリー。自分を入れて3人しか観ていなかった。このころは閉館する雰囲気があったが、まだ閉館まではせず。
その後「金融腐食列島・呪縛」を観にいったら、邦画なのに6Fだった。4Fは閉めていて、やっていなかったのだ。
「バトルロワイヤル」にいったら6Fが結構埋まってた。劇場の人の顔も喜びからかほころんでいた。
そういえば去年新宿のバルト9で燃えよドラゴンをバルト9(最大の劇場)で上映したときも3人だった。(最も、始まりが夜中の12時40分からだった)
あと浅草東宝(があった時代)
にスパイゾルゲを観にいったらなんと自分1人だった。
あなただけのために上映しますと言ってくれた。これは今までにも破られていない記録だ。