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TALK TALK の

AFTER THE FLOOD(1991年)







おひまでしたらYouTubeでどうぞ。




眠りを誘うほど心が落ちつきます。







 


原爆から放射された熱線をあびた人々が、ゾンビのように手を前に突き出してるには理由があります。


火傷で皮膚が剥けた腕を心臓の位置より下げると痛いので、

上へと少しでも痛みを減らさんがための苦し紛れの行為でした。




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暗闇のなか、自分でも異常だと思えるくらい、YouTubeの原爆に関する映像をずっと見ていた。


そのなかでThe Cranberriesの「ゾンビ」という映像曲があった。

アイルランド出身のバンドらしく魂を響かせる歌声だ。

ヒロシマ、ナガサキの被爆者が映像の主体になってることからして反戦、反核の歌のようだが、英語なので歌詞の内容が全くわからないのが残念。


しかし「ゾンビ」が被爆者を意味することはわかる。

もちろん被爆者はゾンビなどではない。

死んだ数十万の被爆者たちが生き返ることはないからだ。


また道義的に許される形容ではない。





だが、原爆を二発も落とした国から見れば、あの被爆者の群れはゾンビなのである。


執拗に手を伸ばして追いかけてくる潜在的罪悪感がゾンビなのだ。


罪悪感としてのゾンビは決して死ぬことはない。



無惨にも化け物に変わり果てた少女の顔は、すさまじい怨念と悲哀が張りついたままだ。





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夏なのに…



『春の祭典』The rite of spring



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ストラヴィンスキー
1913年作

初演された当時、劇場をパニックに陥れたというバレー音楽。



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長い眠りから覚めるようにノスタルジックな旋律が、静かに黎明したかと思えば、圧倒的な力をもって押し寄せる悪魔の如き律動が、激しく荒れ狂い屹立する。


静と動の揺れ幅を大きく交錯させながら、飛跳した音楽を劇的に物語として構築している。





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