夕方19時頃、夜空を見上げながら散歩をするのが好きなのですが、最近は南にオリオン座やシリウスが見えるようになってきて、春を感じます
そして、星が見えると星座の物語に思いを馳せるのがまた好きなのですが、私が知っているのはギリシャ神話を元にしたものがほとんどでした。
年末、図書館で無作為にゾーンを選んで歩いていたら、たまたま古代メソポタミアと、エジプト・ナイルの星座神話の本に出会い、面白かったので紹介したいと思います。
いずれも、ギリシャより前の時代の文明に生きた方々が、星のエネルギーを受け取って、神話として伝承してくださったわけですが、物事を比較的簡潔に、構造的にまとめるのがお得意なギリシャ人の神話より、より混沌としていて、面白いです。これは、筆者の方の深い知見と編纂力によるところも大きいと思います(感謝です)。
ただ、文明は違えど、根本的な星のエネルギーのところは、いずれの文明に生きられた方も同じようなエネルギーとして受け取っているのが、興味深いところです。
過去に生きられた方々が星々と向き合っていらっしゃったことがよく分かる本でした。
ちなみに、この神話の本を借りたときに、同じく借りた本で面白かった本も紹介しておきます。
左の本は、宇宙旅行の本(肉体を伴わない旅行)、中央は1980年代に書かれた本だったと思いますが、図書館に残っていてよかったといえる、過去の叡智が凝縮した本でした。右の本は、幾何学が好きな方には大変楽しめる本だと思います。