先日のカリフォルニアのミステリースポットの投稿を書いていて、ヨーロッパのミステリースポットの話を思い出したので綴ってみたいと思います。
こちらは、物理空間がねじれて見えるとかではなく、個人的に不思議なエネルギーだな、と思った場所の話です
2000年代から2010年代にかけて、欧州に住んでいたことがあります。
当時の欧州の社会的なテーマとして、国境を超えたヒト・モノ・カネの移動、EU指令によるEU内の共通した法令基盤、欧州単一市場の形成、等があったと思います。そして、欧州に限らずですが、タックス・ヘイブン(租税回避地という意味で、租税天国、ではない)ブームがあったと思います。
ある時カンピオーネ・ディターリアという、スイス南部、ルガーノ湖のほとりにあるイタリア領の飛び地があることを知り、そこに租税に関する博物館があるということで、行ったことがあります。
歴史的に、この地に住む方々は、スイスの中にあるイタリアの飛び地なので、双方の国の税務当局に対して、どちらの国に属するかをうまくかわしながら、課税を逃れてきたという歴史があるそうです。
博物館の写真は見つかりませんでしたが、これがその街。
とても不思議なエネルギーの場所だな、と思った記憶があります。
それは、もしかしたら私の過去世となにか関係があってそう感じたのかもしれません。
あるいは、国籍という属性を軸に現代社会が成り立っているので、どっちつかずの場所のエネルギーを摩訶不思議に感じたのかもしれません。
こちらにはスイスのルガーノからアクセスしているのですが、ルガーノへは5、6回行っています。
近くのコモ(イタリア)もとても美しい場所で、芦ノ湖の風景と重なります。
2008年の写真ですが、エネルギーは古いものの幻想的で美しいので掲載してみます。