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 JR九州ではキハ200系など新車の導入を行っていますが未だ数の上ではキハ40系列が主力となっています。そのためキハ66,67形が使用されている長崎地区以外の広い地域で使用されています。そのうち都市型ワンマンを行っている福岡地区以外の車両では運転席の上に運賃表を設置しています。


 この運賃表は従来はレシップ製のデジタル式運賃表を使用していましたが最近キハ200系同様液晶式のものが登場しています。先に電車のワンマン対応車の液晶化を行っていましたが完了したため気動車に順番が回ってきたといえるでしょう。
 ものは電車のものと同じレシップ製のDFL-1522です。カタログのものとはフレームの色が異なっています。バスではOBC-VISIONと呼ばれている製品ですが鉄道用にはその名称はないようです。
 表示内容は電車と同じですが鹿児島の気動車ではこれまでは駅の表示を行っていなかったのを表示するように変更になりました。基本的に左側が運賃の表示を行い右側は運賃表示以外の次駅などの表示を行っています。内容はUSBで簡単に変えれるので転属や運賃改定、新駅開業などの際は簡単に変更が行えるようになっています。

 表示内容はバスとほぼ同じで右側の画面に次の駅の日本語と英語の表示、次とその次、終点の駅を表示することができます。この個体はキハ200系に搭載されています。最近ではキハ200系もほぼ換装が終了したようです。キハ200系では817系と同じような足で運賃表が固定されていたため同じようなフレームを使って取り付けられています。