写真のミサイルは航空自衛隊が装備しているミサイルでわが国で開発生産された対艦ミサイルです。その名のとおり1980年に配備が開始されていますが開発は1973年年より行われていました。このミサイルの命中率は高く米軍の演習場で米軍のかけた妨害電波の中でも脅威の命中率をたたき出したそうです。また、威力も高いようで、4発試射を行う予定が標的艦を1発目で沈めてしまったというエピソードがあるようです。
誘導方式は現在配備中のもう片方のミサイル93式空対艦誘導弾(赤外線画像誘導)とは異なりアクティブレーダーホーミングになります。先端部分がシーカーになっています。
誘導方式は現在配備中のもう片方のミサイル93式空対艦誘導弾(赤外線画像誘導)とは異なりアクティブレーダーホーミングになります。先端部分がシーカーになっています。
このミサイルは主にF-1に積むことを主眼において開発されましたがF-4EJ改、F-2にも搭載されます。93式配備開始後も引き続き装備され誘導方式の異なる93式と混用されているようです。また、このミサイルから88式地対艦誘導弾や90式艦対艦誘導弾、91式空対艦誘導弾などの派生型の対艦ミサイルが開発されています。
写真の上側はダミー弾、下側は訓練弾となっています。
関連:F-1
F-2
RF-4E
T-2 アグレッサー仕様
T-4
U-4
U-125A
SH-60J
SH-60J②
SH-60K
UH-60J
CH-47J(陸上自衛隊)
CH-47J(航空自衛隊)
UH-1J
AH-1S
P-3C
P-3C②
YS-11P
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