『 「これは素晴らしい名づけですよ!」と、

地元新聞から紹介する「赤ちゃんの名づけ・・・」本当に探してもありませんねぇ~。

大事なお子さんですから、日本一の”名づけ”をして、新聞発表されたものと思います。

 

 

 

 

 

 しかし、最近の名づけ・・・どうやら「漢字より”呼び名”」に合わせて、
漢和辞典で確認もせず、”当て字”で名付けるものですから、
成長して社会生活になれば、親子とも無学ぶり・・・に恥を掻くでしょうね。

 最近の変化? さすがに”わずか”という「斗」の使用が少なくなりましたが、
まだ”わずかに賢い”「斗偉(とうい)」とか
、”わずかな愛”という「愛斗(まなと)」を男児名にしています。

 ところで女児名では、”醜く冷たい”という「亜凛(ありん)」などで、
大事なお子さんの将来を託すとは・・・?

 将来、お子さんがご自分で漢和辞典で調べて見て、
その時の驚きが目に浮かぶようです。

 本当に、「これならベストの運気で、模範的な名づけ・・・」という姓名は、
「地方新聞」にも「名づけ本」にもありませんねぇ~。 』

 

 

 

 

 

 約20年前は、「悪魔」ちゃんが話題になりましたが、
最近の話題・・・「水子(みずこ)」とか「精子(せいこ)」が
キラキラネームのベストテンに入っているとか・・・?

 ところで、「亜」や「友」・・・以前は「亜美」とか「友美」という名づけがあり、
「亜美」は”2番目に美しい”とか、
「友美」は”友が美しい”という語意になり、
親子とも「謙虚な人だ!」と、善意に解釈できた名づけでした。


 ところが最近の名づけ、どうした訳なのか、
やたらと”冷たい(ニスイ偏)”の字体「凛(りん)」「凌(りょう)」を、
可愛いわが子に「亜凛(ありん)」とか「凌介(りょうすけ)」・・・?

 驚きますよ。「亜」は、「2番目、薄い、醜い(みにくい)・・・」の語意がありますので、
「亜凛(ありん)」という語意は「醜く冷たい人」になります。

 この「凛」・・・なんと男児名「凛太郎(りんたろう)」と
名付けている新聞事例がありますが、成長して”冷たい太郎”の人柄になってはいけませんね。

 それに「凌」という語意は「こおり、ふるえおののく、おかす」ということから、
「凌辱(りょうじょく)・・・女性を暴力で犯す」が連想されますので
「凌介」「凌真」という名、皆さんはどんな印象になりますか?

 

 

 

 

 

 要するに、
”冷たい”「にすい偏」(「(株)日本水産」はニッスイです)の字体は、
人名に使用すべきではないですよ。

 とにかく、日本の宝でもあり、大事なわが子に
「醜く冷たい人」と連想される名づけ・・・、
先ず「漢和辞典」で確認してから、ベストの名づけをプレゼントしてください。


 しかし、驚くことに市販されている「赤ちゃんの名づけ本」・・・、
「亜・斗・凛・凌・・・」など、その語意もお構いなく、
何でもかんでも「推薦候補名の字体」に記載されて、分厚い名づけ本になっています。

 全く、無責任な名づけ本を参考に、わが児を名づけたら・・・、
さあ、「福澤諭吉」や「野口英世」のような名君・名人・偉人に成長できますでしょうか?
それとも、皆さんの憧れ「イチロー」選手や「浅田 真央」選手のようなスポーツマンに
なれますでしょうか?