「”驚き”の名づけ本」があります。
そのXページ;(候補名として掲載しているのに驚き!)
『 海(マリン)、航海(セイル)、帆走(セイル)、晴天(からり)、大空(スカイ)、天(ヘブン)、青空(そら)、朝日(のぼる)、宇宙(コスモ)、太陽(ソレイユ)、地球(ガイア)、大地(アース)、霧(ミスト)、平和(まもる)、自然(まもる)、芸術(アート)、綱(ザイル)、騎士(ナイト)、東風(ここち)、秋風(さやか)、秋雲(ながれ)、律動(リズム)、湖(レイク)・・・(以下、省略)』

 

 

 

 

 

驚きでしょう! これが、有名な姓名判断師の著書の一部に掲載されている候補名なのですよ。
常識がない親は、これでも親が「愛情を持って名付けた」ものと思っているのでしょうか? 

上記のような「キラキラね~む」は、
家族内では読めても、他人には振り仮名付でないと読めませんよ。
幼稚園・小中学・・・社会人になっても、生涯振り仮名付きですよ。

ところで、以上の著書ではないのですが、
この中の「海(マリン)」に付いて、さらに次の「名づけサイト」があり、
”海”が付けば、どんな名づけでも、一律に”マリン”と呼ぶそうです。

 

 

 

 

 

[マリン]ちゃんのイロイロ・・・?
『 七海、青海、 海凛、 愛海、海真珠、海萌、渚海、海夢、海愛、夏海、 海妃、舞梨海、海凛、海鈴、 海琳、海心、琉海、海音・・・などはマリンちゃん。そして、海(るな)、海(もあな)、海(かいおう)、変海(スカイ)、変海(メール)ちゃん、変海(ビーチ)くん・・・(以下、省略)』

もう、こんな”海”の字体が付けば、
無茶苦茶に「マリン」ちゃんと呼ばせる名づけ・・・、もう日本語ではありませんよ。
このような名づけでも「親が愛情を持って名付けた・・・」と言えるでしょうか? 
この傾向も、時代の流れ・・・と言えるのでしょうか? 

 

 

 

 

 

『 私は、かねてより、
女児名は「絵に描けるような優雅な名」が運気をもたらす・・・という持論です。
ところが、女児名の名づけ本に例示された候補名は、
「読めない・書けない・意味不明?」のものが多いですよ。
どうして、姓名判断師の美的センスがないのでしょうか? 本当に、呆れるほどです。
その実例を、名づけ本からピックアップして見ましょう。』

さて、2字名もセンスがない候補名が多いのですが、
ここでは実に「センスがない3字名」を紹介してみましょう。
(漢字のうち、特に「語源・語意・音感・龍脈」の異常な候補名を紹介
出典;著書名・著者名は非公開・・・信用毀損になるため)

 

 

 

 

 

[・・・意味不明?の女児名・・・字体に美しさがない]
「真麓可(まろか)」「瀬莉那(せりな)」「類利香(るりか)」
「陽翼利(ひより)」「貴輿乃(きよの)」「万蕗香(まろか)」
「安悠親(あゆみ)」「詩薗李(しえり)」「亜季薗(あきえ)」
「友橘保(ゆきほ)」「摩莉亜(まりあ)」「菜津播(なつは)」
「衣撫希(いぶき)」「亜莉諏(ありす)」「駈留莉(くるり)」
「志留駈(しるく)」「可輔莉(かほり)」「友梨寧(ゆりね)」
「亜李聡(ありさ)」「駆留里(くるり)」「瀬利数(せりす)」
「雨手那(うてな)」「兎羅々(うらら)」「沫花菜(わかな)」
・・・・・以下、省略。

さて、皆さん、これらの候補名を見て、
「あぁ、美しい女児名だ!」と思いますか? 
このようなセンスがない名・・・どうしてか、分かりますか?

先ず”呼び名”から思考するので、
センスや画数などお構いなしに、無理やりに”当て字”になるのです。
この違和感がある女児名なら、何もプロの分厚い本を購入しなくても、
皆さんだって、先ず”呼び名”から考えて、
気づいた”当て字”を当て嵌めれば良いのです。
しかも、上記の例の中には”読めない漢字”がありますね。

「親」→”み”? 「聡」→”さ”? 「沫」→”わ”?

要するに、プロの名づけ本と言いながら、
そこに良名への「判断基準」もなく、単に「漢字を並べただけ!」の女児名とは・・・、
素人以下のセンスですね。

 

 

 

 

 

どれも”意味不明?”の女児名、例えば
「亜莉諏(ありす)」とか
「雨手那(うてな)」とは何の意味なのか? 
「衣撫希(いぶき)」とは、なぜ”衣を撫でないといけない”のか?
「駆留里(くるり)」とは、一体”駆ける里”なのか、”留まる里”なのか?
それが何の意味があるのか、サッパリ不明の女児名・・・?

例えば、
「亜李聡(ありさ)」なら意味がバラバラな”亜””李””聡”としないで、
「有里咲(ありさ)」にすれば、綺麗な女児らしい名になるでしょう?
 そして、苗字が仮に「植村」であれば、(画数は適合しないが)
「植村有里咲」となり、情景が目に浮かぶようでしょう? このようなセンスで名付けるのですよ。

実にセンスがない日本中の姓名判断師には、呆れたものです。
上記の・・・すべての女児名に、
「絵に描けるような優雅な”語意”」がないのが分かりましたね。
どうですか、これでも「プロの名づけ本」と言えますでしょうか?。