「和」という字体、
通常「かず・か・わ」の3通りの人名読みができますが、
例えば男性の「和弘(かずひろ)」や「和也(かずや)」など、
そして女性の「和美(かずみ)」や「和代(かずよ)」など、
「かず」と読む人は大変”苦労性”の人が多く、
そのために事件事故の加害者・被害者にもなりやすいのです。
人名の”音感”は、「”濁音”より”清音”」の名付けにすべきです。

 

 

 

 

 

ですから、
女性の名づけですと”わ”で「和香子・和佳奈」など、
”か”で「和奈絵・和世子」などが考えられますが、
男性の名付けではどうしても「和=かず」になりやすいので、
避けるべき字体と言えましょう。

ところで、男性の”苦労性”から、加害者・被害者の実例として、
昨日のニュースから、紹介しましょう。

(実例 1)・・・「小川和弘」被告に”死刑”確定
『 5年前、大阪・ミナミの個室ビデオ店で16人が死亡した放火殺人事件で、最高裁は、一審と二審で死刑判決を受けた無職の男の上告を退ける判決を言い渡しました。無職「小川和弘(かずひろ)」被告(52)は2008年10月、大阪・浪速区の個室ビデオ店にライターで火をつけ、客16人を死亡させたとして、殺人や現住建造物等放火などの罪に問われました。これで、死刑が確定しました。』

 

 

 

 

 

 


(実例 2)・・・「温水和文」社長が殺害される
『 5日夕方、岡山・倉敷市の住宅兼会社事務所で、この家に住む社長「温水和文(かずふみ)」さん(67)が血を流して倒れているのを訪ねてきた長男が見つけました。殺人の容疑で逮捕されたのは、岡山・井原市の会社役員「北山健一」容疑者(45)です。北山容疑者は「生活に困るくらいしか給料がもらえなかった」「月々の給料のことで、以前から温水さんともめていた」と容疑を認めているということです。』


以上の2事例のように、
男性の「和」は「かず」という”濁音”の名付けになりやすく、
比較的年齢が若い人でも「和幸・和正・和也・和真・和孝・・・」などの名付けで
”かず”という音感になることが多いのです。

不思議ですよ。